10月30日の午後10時、IntelからCore iシリーズの特別モデル「Core i9-9900KS」が売り出された。LGA1151対応の最上位モデル「Core i9-9900K」をベースにしたクロックアップモデルで、8コア全てを5GHzで動作する仕様となっている。ベースクロックは3.6GHzから4.0GHzに、TDPは95Wから127Wにそれぞれ上がっている。価格は6万6000円前後(税込み、以下同)だ。
発売日は深夜販売(もしくは営業時間延長販売)を実施したショップが複数あり、多くのユーザーが詰めかけた。その後も売れ行きは好調で、TSUKUMO eX.は「IntelのCPUとしては本当、久々のヒットモデルですよ」とうれしそうに話していた。
パソコンSHOPアークも「ハイエンドモデルは購入層がまた違うところがありますが、リアル店舗以上にネットショップでの勢いがすごいです。9900Kからワンランク上を目指せるということで、確実にニーズがありますね」という。
購入層としてはCore i7〜i9からの乗り換えをする人が多いとのコメントも聞くが、心配されるのが発熱量の多さだ。別のショップは「TDPが127Wですからね。CPUクーラーはもちろんケース内の排熱も改めて見直す必要がある場合もけっこうあるんじゃないかと思います」とアドバイスを送る。
続いては、創業30周年を記念したマザーボードを見ていく。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.