プロナビ

生まれ変わった「Surface Pro 7」、テキスト入力ツールとしての実力は?:新型2in1モデルをチェック(3/4 ページ)

» 2019年11月12日 12時00分 公開
[山口真弘,ITmedia]

タイプカバーは従来と同様、入力感は変わらず

 続いてキーボード回りについて見ていこう。前述のようにタイプカバーは従来モデルと同じ型番で、表面にAlcantara素材を用いたSurface Pro Signature タイプカバー(税込み2万1340円)も変わらず用意されている。

 タイプカバーが同一ゆえ、テキスト入力にまつわる使用感は同じだ。具体的には、約19.5mmと余裕のあるキーピッチにより、左右の指が干渉せず快適なテキスト入力が行える。この種の製品としてはきちんとしたストローク感もあるほか、キー配列も違和感がない。

 一方、横幅が広いこともあり、タイピング時にわずかにしなる他、中央付近ほど入力音が響きやすい傾向はそのままだ。気になるようなら、マグネットで吸着する折り返しの部分を本体に吸着させず、デスクにぴったり付けてタイピングを行った方がよいだろう。このあたりは個人のキー入力の強さにもよるし、運用でカバーできるので大きな問題ではない。

Surface Pro 7 タイプカバーをたたむことで画面を保護できる。なお、キックスタンドのある背面はボディーが露出したままだ
Surface Pro 7 キックスタンドは通常、この程度開いて使用する。奥行きは30cm弱必要になる
Surface Pro 7 自立していられるギリギリのところまでスタンドの間隔を狭めた状態。それでも奥行きは25cmほど必要だ
Surface Pro 7 最大でここまで寝かせることができるが、実用的ではないだろう。タイプカバーのマグネット部も外れてしまっている
Surface Pro 7 キーの配置は一般的なJIS配列で、特におかしな配置はない
Surface Pro 7 キーピッチは実測で19.5mmといったところ。十分な広さだ
Surface Pro 7 タイピング中。キー入力の力が強いと、中央部がわずかにしなる場合がある
Surface Pro 7 キーはきちんと沈み込むタイプで、ノートPCのアイソレーションキーボードに近い感覚だ
Surface Pro 7 タイプカバーは本体の縁に吸着させ、折り返した状態になる
Surface Pro 7 キーの入力音が響くのが気になる場合はタイプカバーを本体に吸着させず、このようにデスク面に下ろしてしまう手もある

 タイプカバーで1つ気になるのは、タッチパッドの位置がかなり右寄りということだ。指をホームポジションに置いた時、タッチパッドが真下ではなく、右にずれた状態になるため、意図せず右寄りの部分に触れてしまうことがある。海外製PCではまれに見かけるが、本製品はスペースキーから見ても右に寄っており、やや極端だ。

 Surface Pro 3以前のタイプカバーの頃は問題がなかっただけに、なぜ以後のモデルでこうなったのか個人的には不思議だが(スクロールを快適に行うために広げるならば、右方向にだけ広げるのも解せない)、どうしても慣れない場合は設定で機能をオフにし、マウスを使う方法もある。ただし、そうなるとモビリティーが低下するので悩ましい。

 なお、このタイプカバーには指紋認証機能付きのモデルも用意されている。本製品を使ってすぐ片付けて移動し、移動先でまた使うといった繰り返しが多い場合は、指紋認証が使えるとロックをスムーズに解除できて機動力が向上する。価格は約3千円増しとなるが、上記のような使い方が多い場合は、こちらを選ぶことをお勧めする。

Surface Pro 7 タッチタイピングのホームポジションである「F」「J」キーから見ると、タッチパッドの位置が大きく右に寄っているのが分かる
Surface Pro 7 タイプカバーには指紋認証機能付きのモデルも用意されている
Surface Pro 7 Windows Helloを用いて指紋でのロック解除が可能だ。ちなみに、内蔵カメラでもWindows Helloによる顔認証でのログインが行える

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月25日 更新
  1. 定格1650Wの7.5万円電源&Noctuaファン採用の異常検知アダプターが登場! (2026年10月24日)
  2. 「Galaxy Watch9」を1週間使って分かったこと Pixel Watchと比べた使い勝手は? (2026年10月23日)
  3. “置き場所に困る”大容量ポタ電の壁を打破! 冷蔵庫を3日動かすEcoFlow「DELTA Gen4」シリーズが日本上陸 (2026年10月23日)
  4. 天空が12月25日に発売する「GPD WIN Max 3」国内正規版 実機に触れてきた (2026年10月23日)
  5. FCCLが「FMV Keyboard X」の一般販売を開始 ハイスペックマウス「FMV Mouse X」も同時発売 (2026年10月22日)
  6. 約22万円の新型「Mac mini」で初めてのローカルAI体験 ストレージの価格高騰対策にピッタリかも (2026年10月20日)
  7. エイサー、Ryzen 3/5を搭載したコンパクトデスクトップPC Amazon専売モデルも用意 (2026年10月23日)
  8. 折りたたみ型から薄型まで! スマホやタブレットで“本気”の文字入力に使える持ち運び用キーボードを選ぶコツ (2026年10月23日)
  9. 「iPhone Duo」を1週間使って分かった、全部盛りではない“上質さ” 心地いい開閉ヒンジの内部を見るために“非破壊検査”してみた (2026年10月21日)
  10. Anthropicが常時稼働するエージェント「Claude Duet」を発表/AMDとIntelが協業 PyTorchのx86 CPU最適化を「oneDNN」に一本化 (2026年10月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー