Amazonの新型タブレット「Fire HD 10」をスマートスピーカーとして試して分かったこと:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(3/3 ページ)

» 2019年11月19日 07時30分 公開
[山口真弘,ITmedia]
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Alexaの「機能」を試すのにはよいが「性能」は本家に及ばず

 以上のように、機能は従来とほぼ同じで、プラスもなければマイナスもない、という評価になる。ホームコンテンツの設定方法が変わっているのは紛らわしいが、知ってさえいれば問題はない。サブで使うAlexaデバイスとしてはぴったりだし、タブレットとして使わない時に有効活用するのにも向いている。

 従来モデルから価格がさらに引き下げられて1万円台半ば(32GB版が税込み1万5980円、64GB版が1万9980円)となり、価格的にもスマートスピーカーと肩を並べたことで、これらの代替として購入するユーザーも増えると思われるが、1つ気を付けたいのは、本製品はAlexaの「機能」を試すには適しているものの、Alexaの「性能」をチェックするのには向かないということだ。

 というのも、本製品はあくまでもタブレットであるため、マイク性能はEchoシリーズのそれには及ばず、呼び掛けてもなかなか反応してくれないことも多いからだ。これはFireのマイク性能に起因する問題であって、Alexa側の性能の問題ではない。

 今回試した限りでも、スピーカーの性能差は当然としても、マイクの聞き取り性能についても、やはりかなりの開きがあると感じた。あくまでも擬似的に画面付きスマートスピーカーとして使えるだけで、性能面では専用のスマートスピーカーに及ばないことは、認識しておいた方がよいだろう。

Fire HD 10 Echoシリーズと同様に使えるが、性能はあくまでも限定的だ
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