先週登場したPCパーツでは、AMDのCPU「Ryzen 5 3500」が複数のショップで目立っていた。6コア6スレッドのグラフィックス機能なしモデルで、価格は1万6000円前後(税込み、以下同)となる。動作クロックは標準3.6GHz、ブースト時は4.1GHzとなる。TDPは65Wだ。
入荷したショップの反応は上々で、ミドルクラスの主力候補という扱いをよく耳にした。TSUKUMO eX.は「6コアで2万円を大幅に割り込んでいるのはうれしいですよね。1つ上の3600より1万円近く安いので、かなりいい選択肢になるんじゃないかと思います」という。
パソコン工房 秋葉原BUYMORE店も「1万円台の6コアCPUだと、今まではCore i5-9400Fが圧倒的な人気でしたが、そこにぶつけてきたなと思いましたね。ここでAMDが勝っちゃうと完勝もみえてくる。コスパのバランスもいいですし、人気争いのポジションとしても面白いですよ」と高く評価していた。
板モノからPCケースまで――全方位で“危機”がチラ見えしてきたアキバ
自作に新風を吹き込みそうな「KRAKEN Z73/Z63」が予定通りデビュー
約50万円のCPU 64コア128スレッドの「Ryzen Threadripper 3990X」が登場!
メモリやSSDの値上がり、PCパーツの品薄が新生活準備シーズンを直撃する恐れも
マスク姿も増えたが、流通の長期停止化に懸念――新型コロナウイルスの影響がアキバにもCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.