先週のPCパーツショップで最も注目を集めた新製品といえば、間違いなくAMDの「Ryzen Threadripper 3990X」だ。
Socket sTRX4に対応する第3世代Ryzen Threadripperの最上位モデルで、構成は64コア128スレッドだ。クロック数は2.9GHz〜4.3GHzとなる。TDPは下位モデルと同じく280Wで、グラフィックス機能は非搭載となる。価格は49万5000円前後(税込み、以下同)だ。
第3世代Ryzen Threadripperの中でも飛び抜けて高価なモデルとなるが、スペックも同様に替えが効かないものがあるため、発表当初から狙っていた人もそれなりにいる模様だ。ドスパラ秋葉原本館は「なかなか大量に仕入れづらい価格帯なのもあって、週末に売り切れる可能性があります。存在感は抜群に高いですよね」と語る。
その3990Xが6個入荷したオリオスペックは「自作PC市場には良いものならお金に糸目はつけないという人もいますからね。そうした人の数は気持ち増えている気がします。メーカー側が100万円を超えるような構成のさまざまな選択肢を提示してきているというのもあるかもしれません」と景気のよい話をしてくれた。
CPUだけでなく、メモリにも高価格帯の製品が出ている。
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