光らずともROG――ASUSTeK製ライザーカードが出回る古田雄介のアキバPick UP!(1/4 ページ)

» 2020年02月03日 13時13分 公開
[古田雄介ITmedia]

 グラフィックスカードは、1月下旬からAMDのRadeon RX 5600 XT搭載カードが複数登場している。先週はMSIからデュアルファン搭載の「Radeon RX 5600 XT MECH OC」と、ASUSTeKの3連ファン搭載モデル「ROG-STRIX-RX5600XT-O6G-GAMING」が店頭に並んでいる。価格は順に4万3000円弱と4万9000円前後(税込み、以下同)だ。

MSI「Radeon RX 5600 XT MECH OC」
ASUSTeK「ROG-STRIX-RX5600XT-O6G-GAMING」

ROG STRIXとMSI MECHのRadeon RX 5600 XTカードが登場

 両モデルを入荷したパソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「2つとも人気のあるブランドなので、欲しい人はいると思います。ただ、GPU全体で見ると、人気が出るのはもうちょっと価格が落ち着いてからでしょうね」と分析していた。他店でも「低価格帯が税込みで4万円を切らないと」といったコメントが聞かれる。

 一方、別の方向から目立っていたのがASUSTeKのライザーケーブル「ROG Strix Riser Cable」だ。長さ240mmのPCIe 3.0 x16対応ケーブルで、価格は7000円前後だ。RGB LEDは内蔵しないが、コネクター部にブランドロゴがあしらわれている。

ASUSTeK「ROG Strix Riser Cable」のパッケージ
ROG Strix Riser Cableのイメージ

 近年の光モノやMOD PCといったPC内部を見せる自作トレンドから、ライザーケーブルの需要は数年前より着実に上がっている様子だ。

 TSUKUMO eX.は「グラフィックスカードを左側面の目立つところに置いて光らせたいという人は一定数いますね。ライザーケーブルが爆発的に売れているわけではないですが、欲しい人は一定数います。このモデルもROGブランドでそろえたいという人に需要があるかもですね」という。

 なお、PCIe 4.0をサポートするマザーボードで使う場合は、BIOS画面で接続するスロットをGen 3に変更する必要がある。

 続いては、光り物の新顔を見ていこう。

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月18日 更新
  1. ついに8K対応した「Insta360 X4」の画質をX3と1インチ360度版で比較 今買うべき全天球カメラだと確信した (2024年04月16日)
  2. バッファロー製Wi-Fiルーターに脆弱性 対象機種は今すぐファームウェア更新を (2024年04月17日)
  3. 「JBL GO 4」でBluetoothスピーカーデビュー! 累計出荷台数5700万台を突破した人気製品の最新モデルを試す (2024年04月17日)
  4. AI対応でCore Ultraよりも高いパフォーマンスをアピール! 企業PC向け「Ryzen PRO 8000シリーズ」登場 (2024年04月16日)
  5. Synology「BeeStation」はNASより便利な一面も 家族の“秘密”も守れるストレージ、共有リンクや写真管理もある (2024年04月16日)
  6. 「ASUS ZenScreen MB16QHG」は従来モデルの弱点を解消した高評価の16型モバイルディスプレイだ (2024年04月16日)
  7. SwitchBotのミニプラグに不具合 「断続的にオン/オフを繰り返す、異音」などで該当製品の交換を呼びかけ (2024年04月17日)
  8. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
  9. 無線LANルーター「Aterm」シリーズの一部に複数の脆弱性 設定変更や買い替えをアナウンス (2024年04月11日)
  10. NVIDIA、Ampereアーキテクチャを採用したシングルスロット設計のデスクトップ向けGPU「NVIDIA RTX A400/A1000」を発表 (2024年04月17日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー