先週の速報でもお伝えした通り、テレワークによるビジネス向けマシンの需要が急増している。7〜10万円のノートPCが需要の中心だが、超小型PCやベアボーンの人気も高まっているという。
パソコンSHOPアークは「コンパクトな上、スペックをカスタムできるのが利点ですね。トータルで見ると高価な構成になることもあって、法人さんのまとめ買いというより、個人で自作に詳しい方が注目している印象があります」と話していた。
そのような中で、先週はIntelから最新世代「Frost Canyon」(開発コード名)に属するNUCが登場している。「NUC10i7FNH」で、価格は7万1500円前後(税込み、以下同)だ。
CPUには、第10世代Coreに属する6コア12スレッドのCore i7-10710U(1.1GHz〜4.7GHz)を搭載しており、ストレージは2.5インチドライブベイ(7mm厚、SATA)とType 2242/2280に対応したM.2(PCIe x4/SATA両対応)を各1基ずつ、メモリはDDR4 SO-DIMMスロットを2基備える。
パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「Wi-Fi 6対応で、かなり強力なテレワーク用PCが作れます。性能と置き場所重視でリモート環境を整える人にお勧めですよ」とプッシュしていた。ただ、在庫は潤沢とはいえない状況とのことで、実際週末までに既に売り切れたショップもある。
なお、ACアダプターに接続するミッキータイプの3ピン電源ケーブルが別売りとなっている点は注意しておきたい。
続いて、CPUクーラーの新モデルを見ていこう。
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