通信機能はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)、Bluetooth 5.0を標準で装備する一方、有線LANポートは省かれている。また、本体装備のインタフェースは、USB 3.2 Gen2 Type-C、USB 3.2 Gen2 Type-A、USB 3.2 Gen 1 Type-Aポートが各1基ずつ、HDMI出力、microSDメモリカードスロットなどがある。
USB 3.2 Gen2 Type-Cポートは、USBでのデータ転送のみで、ディスプレイ出力やPower Deliveryなどには非対応だ。
ディスプレイの上には92万画素のWebカメラ、Windows Hello対応IRカメラ、アレイマイクを内蔵する。サウンドシステムはharman/kardonの音響技術を導入しており、テレワークもエンターテイメントも快適に楽しめる。
有線LANポートが省かれている点、SDメモリーカードがmicroSDである点に注意が必要だが、コンシューマー向けPCとしては、十分な内容といえるだろう。
前面。端子類はない
背面。スッキリとした見た目で、かなり内側へカットされている
左側面に独自形状のACアダプター端子、HDMI出力、USB 3.2 Gen.2対応のType-C、Type-Aポートがある。Type-CはPower Deliveryやディスプレイ出力機能には対応していない
右側面にmicroSDメモリーカードスロット(SDXC対応)、ヘッドフォン/マイク兼用端子、USB 3.0ポートがある
画面の上に92万画素のWebカメラ(Windows Hello顔認証対応のIRカメラも内蔵)、アレイマイクがある
メインの14型は1920×1080ピクセル、サブの12.61型(ScreenPad+)は1920×515ピクセルの解像度に対応する。いずれもノングレア仕上げで、輝度はそれぞれ300カンデラ、250カンデラという構成だ。いずれもタッチパネルが採用されており、画面に手を触れても操作できる。
メインの14型画面は1920×1080ピクセル、サブの12.61型画面(ScreenPad+)は1920×515ピクセルの表示解像度に対応する。いずれもノングレア仕上げで、タッチ操作が可能だ
Windows 10のディスプレイ設定ではこのように見えている
エックスライトのカラーキャリブレーションセンサー「i1 Display Pro」の測定結果(メイン画面)。輝度310カンデラとほぼ公称値通りの明るさだ
メイン画面について、エックスライトのカラーキャリブレーションセンサー「i1 Display Pro」で作成したICCプロファイルを元に、色度図作成ツール「Color AC」でsRGBの色域と比較した。実線で示した本製品は、ほぼsRGBの色域(点線)と重なっている
ScreenPad+の画面の表面は、視認性が悪いというほどではないが、ややかすみがかった感じに見える。エルゴリフトヒンジの採用により、画面を開くとキーボード面が約5.5度の傾斜を持つ
続いて、2画面の活用法を見ていこう。
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