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開発途上の最新Windows 10はUIの改良からWindowsフロントライン(2/2 ページ)

» 2020年07月08日 11時50分 公開
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OneDriveで共同作業がやりやすくなる

 Office 365の契約があれば、1TB以上の容量が使えるクラウドストレージのOneDriveだが(OneDrive for Businessユーザーは契約形態により5TB以上に引き上げ可能)、個人ファイルをちょこっと保存するには手軽で使いやすくても、この上で作業しようとすると何らかの制限に引っかかって苦労したという経験を持つ人は少なくないかもしれない。

 Microsoftは7月1日(米国時間)に、このOneDriveのアップデートを発表している。

 改良点はいくつかあるが、1つはMicrosoft Teams連携だ。OneDrive内のファイルへのリンクをTeams上に貼り付けて、同じ組織内や特定人物などに公開することが可能だ。またパーソナルユースでは、1ファイルあたりのファイルサイズ上限が現在「100GB」までとなっているが、従来「15GB」に制限されていたビジネスや教育分野ユーザーの使うOneDrive for Businessについても「100GB」まで引き上げられている。

 これにより、15GB制限を軽く超える動画や3D CADデータなど、仕事上の作業ファイルを分割したり、ビットレートを引き下げたりせずにクラウド上に保存し、共有可能になっている。昨今、新型コロナウイルスの再拡大懸念によりテレワーク比重がより高まる傾向があるが、リモートでのこうした作業がやりやすい環境が整いつつあるともいえる。

 一方、個人向けではグループ共有機能が強化されている。従来までは「全体公開」のリンクを作成するか、指定したMicrosoftアカウントユーザーに対してアクセス許可を与えるのが共有方法だったが、あらかじめ作成したグループに対して一斉に共有を行うことが可能になっている。ただし、グループ内のメンバーが全員Microsoftアカウントを持っていることが条件で、家族内、あるいは特定の友人やグループ内での共有に使う形になる。

 最後は一部でうわさになっていた「Windows File Recovery」だ。Microsoft公式ツールとしてアプリストア上で配布されており、WalkingCatが紹介している。

 同氏が指摘するように、基本的には「ntfssalv(NTFS Salvage)」のコマンドをベースとしているようで、配布ファイルにはGUI関係のファイルも含まれているものの、実際にはコマンドラインツールとして動作するようだ。

 動作に関する解説はZDNetの記事に詳しいが、Windows File Recoveryには3種類のモードがあり、NTFSだけでなく、FATやexFAT、ReFSといったフォーマットが施された媒体にも機能する。

 復活可能なファイルの種類はモードによっても異なるが、基本的に全モードで共通するのは「復旧の可能性が高いのは最近削除されたファイルのみ」ということだ。USBメモリやSDメモリーカードのような外部記憶装置にも適用できるので、興味ある人はまず実験的にこういったものから試してみるといいかもしれない。

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