さて、肝心のLINE通知見逃し問題だが、かなりの部分で解消することができた。
前述のように、Clova WAVE専用アカウントでのメッセージ送受信だが、これはLINEグループに入ることによって行う。例えば、家族それぞれのアカウントが登録されている「家族の会話」のようなグループにClova WAVE専用アカウントを追加する。我が家では、既に位置情報と連動して通知を送る「帰宅通知用」というグループがあったので、そこに追加した。これで、通知を逃すことがなくなった。
緊急性のないメッセージは個人アカウントに直接(本来なら、このメッセージ通知がスマートウォッチに届かないのが問題なのだが)、すぐにでもメッセージを見てもらいたいという場合は「帰宅通知用」グループ内へ投稿、というルーティンが完成した。
これにより、常にアプリを開いてメッセージが届いていないかをチェックすることなく、仕事に熱中していたとしても光でメッセージに気づけるようになった。
家事などで手が離せないときでも、通知に気づけば「ねぇクローバ、メッセージを読んで」と声だけでメッセージ内容を知ることも可能だ。おかげで、家庭内紛争の勃発を避けることができた。
本来はスマートフォンやスマートウォッチの設定を細かく見直しすればいいのだが、今回はスマート家電を使うことで解決する手段もあるということで取り上げた。次回は、スマート掃除機などを導入する予定だ。
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