JBLの最新ゲーミングヘッドセット「Quantum ONE」でプレイ環境がどこまで変わる?(2/2 ページ)

» 2020年07月30日 11時00分 公開
[作倉瑞歩ITmedia]
前のページへ 1|2       

実際にゲームで勝利に近づけるのか

 では、実際にゲームタイトルで遊んでみよう。今回は、周囲の音がつぶさに表現されるUbisoftの「レインボーシックス シージ」(以下、R6S)でサラウンド性能を味わってみた。

 R6Sは、ゲーム中で特に足音や銃声が細かく表現される。閉所が主な戦場となるため、どこで敵が動き、何が起きているかを把握することが非常に大事なゲームだ。本製品でサラウンドを有効にし、JBL QuantumENGINEのイコライザーで「FPS」モードや「BASS CUT」モードなどにして雑音を軽減しつつ、銃声にあたる中音域を大きくすると、周囲の音が大きく聞こえ、状況を把握しやすくなる。

Quantum ONE 銃声や足音を詳細に把握できる。敵のいる場所が分かりやすくて戦いやすい

 これが、例えば任天堂の「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」のような環境の動きを楽しむゲームとなると、風の流れる音や鳥のさえずりといった高低音域を強調するのがいいだろう。自分がやりたいゲーム、楽しみたい音に合わせてJBL QuantumENGINEでプロファイルを設定しておこう。

“遊び”を拡張する専用ソフトウェア

 本製品と連携する専用ソフト「JBL QuantumENGINE」では、これまでにも紹介したようにさまざまな設定が可能だ。 

 ウインドウ上部には、音量とそのバランスといったハードスイッチで調整できるパラメーターと、サラウンド、ヘッドトラッキングの有効状態が描かれる。原稿執筆時は実装されていなかったが(後日アップデートで対応予定)、ヘッドトラッキング機能の再センタリングもここで行える。

Quantum ONE 専用ユーティリティーの「JBL QuantumENGINE」。インタフェースはSFゲームを思わせるデザインだ

 イコライザーは、ある程度の音量調整がされたプリセットから選べたり、それぞれのパラメータをドラッグしたりして個別に調整できる。RGBライティングの項目ではロゴ/リング/ノッチの3部位のライティングを個別に設定可能な他、全てのライティングを統一できる。

ライティングは色、パターン、ループする時間の長さをそれぞれ調整できる

 サラウンドの項目では、ヘッドセット用DTSに切り替えたり、サラウンド機能を切ったりすることもできる。マイクの項目ではマイクの強さ、音量、どれだけ録音する音を切るかの「サイドトーン」を設定できる。なお、ANC機能はサイドトーンの項目を0にする必要がある。

独自に利用できるサラウンド機能「QuantumSPHERE 360」

快適性を重視した、聞く楽しみをくれるヘッドセット

 一通り試用してみたが、本製品は音を聞く際の快適性を重視し、音楽を聞く、ゲーム中の周囲で起きたサウンドを聞く楽しさを教えてくれるヘッドセットだと感じた。

 何と言ってもうれしかったのが、ANC機能だ。周囲の雑音が消えるとゲームが遊びやすく、音が聞きやすくなることが分かる。イコライザーの調整機能もよく、低音域をグッと強くして音楽のベース部分を大きくしたり、人の声にあたる中音域を強くしたりしてボーカルの音声を大きくすることもできる。このあたりは、テレワークでの利用でも非常に有用だ。

 本製品は安価なヘッドセットではないが、USBと専用ソフトさえあれば手軽に高品質なサウンドを楽しめる。ゲーマーであれば思い切って手を出してみてもいいだろう。

© 2015 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Tom Clancy's, Rainbow Six, the Soldier Icon, Uplay, the Uplay logo, Ubi.com, Ubisoft, and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the US and/or other countries.


前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月27日 更新
  1. エアコンがない部屋を冷やせる「Dreemstar 冷風扇」がセールで50%オフの9980円に (2026年07月23日)
  2. 64GBメモリ/2TBストレージ/Ryzen AI Max+ 395搭載のハイエンドミニPC「MINISFORUM MS-S1 MAX」がタイムセールで27%オフの43万2799円に (2026年07月25日)
  3. NVIDIAが次世代AI超解像技術「DLSS 5」の今秋投入を明らかに/MicrosoftとMistralが欧州におけるAI演算能力の拡大で戦略的提携を発表 (2026年07月26日)
  4. 高価なグラフィックスカードを守る「過熱保護ケーブル」に注目! 夏を乗り切るNoctua製簡易水冷も販路拡大で続々入荷 (2026年07月25日)
  5. プラネックス、10GbE接続に対応した5ポート搭載アンマネージドスイッチ (2026年07月24日)
  6. 実売2万円切りで実働10日間のバッテリー駆動! 「Amazfit Bip Max」は初めてのスマートウォッチに最適か (2026年07月24日)
  7. 鳴り物入りで登場した「Copilotキー」が早くもお蔵入りか──チャットボットからAIエージェントへの移行が示すMicrosoftの誤算 (2026年07月27日)
  8. 東レの最新カーボン技術で約999gと長時間バッテリーを両立させた“法人向けLAVIE”が登場 ブランド統一の背景とは (2026年07月23日)
  9. Arm版Windows 11は“普通”に使えるのか? 「FMV UQ-L1」で試して分かった快適さと“鬼門” (2026年07月22日)
  10. 「Windows 10 October 2018 Update」の再配信でMicrosoftが失ったもの (2018年12月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー