ハイエンド系では、Intelから小型ベアボーンブランド「NUC」(Next Unit of Computing)のゲーミングタイプに新世代シリーズが登場している。「Ghost Canyon」の開発コード名が付けられた「Intel NUC 9 Extreme」シリーズで、このうち4コア8スレッドのCore i5-9300Hを搭載した「NUC9i5QNX」が11万円前後で店頭に並んだ。
Intel NUC 9 Extremeは、モジュール式の「Compute Element」を内蔵可能で、203.2mm長までのPCIe x16カードが2枚挿せる(うち1基はx4接続)拡張性を備えている。8ピン(6+2ピン)と6ピンの補助電源コネクタも用意し、定格500Wまで対応する電源ユニットを内蔵しているのも特徴だ。ボディーサイズは約216(幅)×238(奥行き)×96(高さ)mmとなる。
入荷したオリオスペックは「同じシリーズにCore i9やi7搭載のモデルも控えていますが、価格的に上位の『Intel NUC 9 Pro』シリーズに近くなるので、とりあえずはコスパ的に引きがありそうなNUC9i5QNXだけ取り扱おうかなと。反響はこれからみていく感じですね」と話していた。
その他、Intel系ではASUSTeKからCEBフォームファクターのIntel X299搭載マザーボード「Pro WS X299 SAGE II」も9万円前後で登場している。PCIe x16(Gen3)スロットを7本備えるのが特徴だ。
パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「内部に制御スイッチが入っていて、シングルCPUでもx16レーンが4本同時に出せるんですよね。グラフィックスカードとキャプチャカードをそれぞれ2枚挿しするとか。普通だったらデュアルXeonを使わないとできない構成が実現できます」と解説する。
続いて、1万円ちょっとで買えるCPUの新モデルをチェックしよう。
まさかのXeon搭載NUC「Intel NUC 9 Pro」はGPUを選べる頼れるヤツだった
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