Radeon RX 6800シリーズが枯渇する一方で、2週間前に登場したRyzen 5000シリーズも「Ryzen 5 5600X」など一部のモデルを除くと、まだ十分な供給状況になっていない。ただし、対応マザーボードのラインアップは順調に充実している。
先週に登場したのは、ASRockのPhantom Gamingに属するATXモデル「X570 PG Velocita」だ。PCIe 4.0 x4対応のM.2スロットを2基備え、DDR4-5000(OC)メモリをサポートするなどハイスペックな仕様で、Killer製チップを採用した2.5GbEの有線LANとWi-Fi 6が使える。価格は3万5000円前後だ。
ドスパラ秋葉原本店は「Phantom Gamingでも多機能ハイスペックを求める人に人気ですね。Ryzen 5000シリーズはCPUのみで購入する人が多いですが、こういうマザーとの構成で考える人も増えていくでしょう」と話していた。
同社からは、SoCタイプのMini-ITXマザーボードも複数発売している。Intelの「Gemini Lake Refresh」に属するクアッドコアCPU「Pentium Silver J5040」を搭載する「J5040-ITX」と、同じくクアッドコアの「Celeron J4125」を搭載した「J4125-ITX」で、価格は順に1万7000円前後と1万3000円前後となる。
ともにファンレス仕様となっており、2基のDDR4 SO-DIMMスロットや1基のPCIe 2.0 x1スロット、GbEやUSB 3.2 Gen1ポートなどを備えている。4K映像出力に対応し、背面にはHDMIとDVI-D、D-Sub 15ピン出力端子も並ぶ。「GPUを含むCPUの性能以外は同じ仕様です。価格と性能で選べるのがいいですね」(同店)
最後に、PCケースの新製品をチェックする。
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