PCケースでは、Fractal Designから登場したミドルタワーの「Meshify 2」が目立っていた。フロント面を多角形デザインのメッシュで仕上げた通気性重視のケースで、左側面に吸音性に優れたソリッドパネルを採用した「Black Solid」と、強化ガラスパネルを採用した「TG」があり、価格は順に2万1000円弱と2万3000円前後となる。
なお、「Meshify 2 TG」と同コンセプトのフルタワーモデル「Meshify 2 XL TG」も3万円弱で同時発売している。
Meshify 2シリーズは、サイズが約240(幅)×542(奥行き)×474(高さ)mmながら、E-ATXタイプのマザーボードまで組み込める仕様で、レイアウトの自由度が高いのが特徴だ。最長491mmまでの拡張ボードを搭載可能で、前方スペースに360mmまで、上部に420mmまでのラジエーターも組み込める。前方をストレージ用に使えば、最大7台の3.5インチドライブと2台の2.5インチドライブを同居させることも可能だ。
実機を展示しているTSUKUMO eX.は「2月末に登場してから定番人気を得ている『Define 7』と似た構造になっていて、よりエアフローに強く振ったケースといえますね。GeForce RTX 3000シリーズがヒットして電源ユニットのトレンドが大容量化していますし、排熱を気にするユーザーが増えているのもあり、結構ニーズがありそうな気がします」と評価していた。
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