PCソフトの新製品では、クリプトン・フューチャー・メディアの「初音ミク NT」が売り出されている。価格は2万円弱だ。
初音ミク NTは、2007年8月発売の「キャラクター・ボーカル・シリーズ VOCALOID2 初音ミク」から続く歌声音源で、産業技術総合研究所と開発した歌声合成エンジンを採用したソフト「Piapro Studio」で編集できる。今回登場したパッケージ版は標準的な音源「Original+」を搭載しており、後日声調の異なる「Whisper+」と「Dark+」が追加提供される見込みだ。
入荷したパソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「初音ミクは自作界わいでも人気コンテンツですが、本来の楽器としての初音ミクを楽しむ人がどれだけ喚起されるのか注目したいですね」と話していた。
2007年8月の発売当初はヒットを懐疑する声が複数あったが、数カ月経たないうちに1年を象徴する大ヒットコンテンツとなった。
専用ケースやHDDなどの初音ミクモデルが立て続けに話題になる中で、“本家”の盛り上がりに期待する声はかつてより大きい。
続いて、グラフィックスカードの新モデルをチェックする。
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