先週、AMDのRadeon RX 6900 XT搭載グラフィックスカードとともに目立っていたのは、ASRockから登場したAMD系マザーボード「X570 Taichi Razer Edition」と「B550 Taichi Razer Edition」だ。価格は4万7000円前後と4万3000円弱(税込み、以下同)となる。
既に出回っている「X570 Taichi」(4万円前後)と「B550 Taichi」(3万5000円前後)をベースにしたATXマザーボードで、イルミネーション機能がRazer Chroma対応になっているのが最大の特徴だ。Razer製品と共通の発光設定をマザーボードにも適用できる。
入荷したパソコンSHOPアークは「TAICHIもハイエンドマザーの定番ブランドですが、Razerファンとはあまり被らないといいますか、関連性が薄い印象がありますね。互いのブランドにとって新規ユーザーを引き込むいいコラボになるんじゃないでしょうか」と評価していた。
対応する最新CPU「Ryzen 5000」シリーズは相変わらず5600X以外が枯渇に近い状況だが、「底値になっている3000番代Ryzenのハイエンドを載せて、後からCPUだけ載せ替えるという人も増えています」(同店)という。
なお、Razerからは純正のPCケースも登場している。「Tomahawk ATX」と「Tomahawk Mini-ITX」で、価格は3万1000円弱と2万8000円前後となる。ともにフロントにRazerのロゴをあしらったシンプルなデザインとなっており、底面にRGB LEDを仕込んでいる。当然ながら、Razer Chroma対応だ。左右側面にドア式の強化ガラスパネルを採用しているのも特徴に挙げられる。
デモ機を展示しているTSUKUMO eX.は「積極的にPCメーカーとコラボするRazerですが、こちらは純正品になります。Tomahawk ATXはこのサイズ(幅235.4×高さ494.6×奥行き475mm)でE-ATXマザーまで組み込めるのもポイントですね」と話していた。
続いて、ユニークなPCケースの新型をチェックしよう。
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