メディアテックジャパンは、次世代Chromebook向けの高性能チップセットを発表した。ラインアップは、7nm(ナノメートル)プロセス採用メインストリーム向けモデルの「MT8192」、6nmプロセス採用プレミアム向けモデルの「MT8195」の2製品を用意。MT8192は2021年第2四半期に提供が開始される予定だ。
ともにAI処理ユニットの実装がうたわれているのが特徴で、幅広いAIアプリケーションをサポート。またオーディオDSPを搭載しており、音声アシスタント機能向けの超低消費電力設計の音声起動(VoW)機能を備えている。HDRプロセッサおよび深度エンジンも内蔵しており、多彩なカメラ構成にも対応した。
プロセッサ構成はともに8コアで、MT8192はArm Cortex-A76×4/Arm Cortex-A55×4、MT8195はArm Cortex-A78×4/Arm Cortex-A55×4を利用可能。MT8192は「APU 2.0」、MT8195は「APU 3.0」を搭載し、それぞれ2.4TOPS/4TOPSのAI処理能力を提供するとしている。
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