ではセットアップしてみよう。HomeKit対応デバイスは、パッケージもしくは本体に印刷されているコードを、iPhone標準のホームアプリで読み込むことで、ほぼ自動的にセットアップが行われる。デバイス独自の設定アプリをインストールしなくて済むのが利点だが、ここには問題点が潜んでいる。詳しくは後述する。
セットアップが完了すれば、後は接続する家電製品に合わせて名称をつける。今回はサーキュレーターを接続するので、スマートプラグの名称は「サーキュレーター」に設定した。
スマートプラグを使って電源を操作する場合、接続先の家電製品の名前で呼びかけるので、ここで名前を「スマートプラグ」にしてしまうと直感的に分かりにくくなる他、家庭内に複数台を設置した時に区別できなくなる。必ず家電製品の名前をつけるのがコツだ。
ちなみに、セットアップ中のiPhoneの挙動を見ていると、一旦Wi-Fiが切れてモバイル回線につながり、その後改めてWi-Fiに接続したあとセットアップが完了する。どうやらWi-Fiデバイスのセットアップでおなじみの「デバイス固有のWi-Fiに切り替えてログイン→設定が完了したら切断して元のWi-Fiに再接続する」という操作を、自動的に行っているようだ。
早速利用してみよう。
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