セットアップが完了すると、ホーム画面にアイコンが表示され、タップすることで電源オンとオフが切り替えられる。またSiriを起動して「サーキュレーターをオンにして」あるいは「サーキュレーターをオフにして」と声をかけるのでもよい。挙動はスムーズで、タイムラグもほとんどない。
またHomePodでSiriを呼び出し「サーキュレーターをオンにして」「オフにして」と音声で呼びかけるのでも構わない。さらに後述する、メーカー提供の専用アプリを使う方法もあるので、ざっくり分けて4通り、コントロールの方法があることになる。
電源のオンとオフは、ホームアプリ上でアイコンをタップして切り替える。オンの場合は上段に「ファンがオン」という丸いアイコンが表示される(左)。「サーキュレーター」という名前ではなく、わざわざ「ファン」に言い替えているのはやや不可解だ
ホームアプリで「サーキュレーター」を開き、そこから物理スイッチを模したインタフェースをタップすることでもオン/オフできる(左)。詳細画面。オートメーションの追加などの設定が行える。家電製品名の変更もここから行う(中央、右)1つ気になるのは、操作のたびにSiriが復唱することだ。返事は「はい」「完了しました」「了解しました」などランダムなのだが、毎回なんらかの返事をするので騒々しい。かつて同じ仕様だったAlexaも、簡潔なチャイム音で対応完了を知らせるシンプル応答モードへと進化していった経緯があり、Siriもそうした仕様の追加が待たれる。
ところで本製品はSiriだけでなく、AlexaおよびGoogleアシスタントからも利用できる。ネットワーク上に本製品が接続されている状態で、AlexaおよびGoogleアシスタントから検出を実行し、見つかったら適切な名前と設置場所を設定してやるとよい。
複数の音声アシスタントをサポートするのは、一時的に一方がダウンしている場合や、また音声アシスタントを本格的に乗り換える場合を考えると、ユーザーとしてはありがたい。少なくとも、対応していて困ることは特にないだろう。
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