画面タップで直感的に操作! Fireタブレットの新機能「デバイスダッシュボード」を使ってみた山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/2 ページ)

» 2021年02月12日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]

 2020年の暮れに、Amazonのメディアタブレット「Fire」シリーズへ家庭内のスマートホームデバイスをタッチで操作できる「デバイスダッシュボード」なる新機能が追加された。

 Alexaと連携しているスマートホームデバイスは本来、音声を使って操作するか、もしくはスマホのAlexaアプリから操作するが、前者は声を出せない場合に不便で、後者は階層が深いため呼び出しにくく常用には向かない。

 その点、このデバイスダッシュボードを使えば、すばやく目的のデバイスを探し、タップによる操作が可能になる。ざっと使ってみたので、そのポイントを紹介する。

デバイスダッシュボード Fireタブレット上でホームデバイスの操作がタッチで行える。写真は8型の「Fire HD 8 Plus」とワイヤレス充電スタンドの組み合わせだ

スマートホームデバイスをFireタブから手軽にタッチで操作

 デバイスダッシュボードは、Fireタブレットの画面左下に新たに追加された「家」アイコンをタップすることで起動する。ホーム画面から直接起動できるので、非常に直感的で、手間もかからない。

 利用にあたっては特にセットアップの必要はなく、既にAlexaで認識済みのスマートホームデバイスがあれば自動的に検出して表示される。Fire OSの一機能として提供されるため、何らかのアプリを新規にインストールする必要はなく、OSアップデートでいきなり使えるようになる。

デバイスダッシュボード ホーム画面左下の家アイコンをタップして起動する。ロック画面の場合は左下→中央にスワイプする
デバイスダッシュボード デバイスダッシュボード。接続済みのスマートホームデバイスがずらりと表示されている

 さて、デバイスダッシュボードの画面は、大きく4つのエリアに分かれている。

 一番上に表示されるのは、全てのプラグ、全ての照明をまとめてオン/オフするボタンだ。就寝時や起床時など、自宅内の照明やプラグを、まとめて操作したい場合に使う。

 もっとも一口に「照明」といっても、他の照明がオフの時のみオンにする常夜灯などもある。これらが混じっていると、一括でオン/オフというのは現実的ではない。こういった場合の除外設定はできないので、照明やプラグの台数が多い場合、あまり出番はなさそうだ。

デバイスダッシュボード 「すべてのプラグ」「すべての照明」をまとめてオン/オフできる。この全部を一括オン/オフするボタンは、以下のカテゴリーでも用意されている

 その下には、最近使ったスマートホームデバイスのアイコンが表示される。いうなれば利用履歴だ。この画面上で直接オン/オフできるデバイスもあれば、タップすることで独自のUIがポップアップされ、そこでオン/オフするデバイスもある。

 もしここで特定のデバイスを優先表示したければ、ピン留めをしておくことで、常時先頭に表示される。ピン留めしたデバイスは右肩にオレンジ色のピンマークが表示される。

デバイスダッシュボード 「ピン留め&最近使用したデバイス」。デバイスが多い場合、最低でも9つが表示される決まりがあるようだ
デバイスダッシュボード タップしただけでオン/オフできるものもあれば、こういったサブ画面が表示される場合もある
デバイスダッシュボード Alexaが多数のデバイスと連携している場合、10個近くのいアイコンがずらりと並ぶので、編集機能を使って必要なデバイスだけを残し、他は非表示にするとよい

 その下には、照明やプラグ、カメラ、サーモスタットといった「カテゴリー」が表示される。ここには前述の「ピン留め&最近使用したデバイス」と違い、Alexaが認識している全アイテムが表示されるので、最近使っていなかったデバイスを呼び出したければここを使う。

デバイスダッシュボード 「カテゴリー」。それぞれをタップすることで、各カテゴリーに属するデバイスの一覧が表示される
デバイスダッシュボード しばらく使っていないデバイスも含め、そのカテゴリーに属する全デバイスが表示される

 最下段に表示されているのは「最近使用した定型アクション」だ。ここには、Alexaアプリで設定した定型アクションのうち、最近使ったものが表示されており、音声を使わずにタップ1つで操作できる。人によってはこのエリアは利用頻度が高そうだ。

デバイスダッシュボード 「最近使用した定型アクション」。定型アクションをタップ1つで操作できる

 これらホーム画面のエリアの並び順は固定されており、例えば「最近使用した定型アクション」をホーム画面の一番上に持ってきたり、カテゴリーを非表示にしたりするなどのカスタマイズはできない。あっておかしくない機能であり、個人的には実装されていないのは不満だ。

 また「オフィス」「リビング」といったグループ単位で表示する機能もない。グループで一括オン/オフする機会はあまりないという判断かもしれないが、Alexaアプリにはある区分だけに首をひねってしまう。こうした「おやっ」と思わせる仕様は、使っているとちょくちょく出くわす。

デバイスダッシュボード Alexaアプリには部屋ごとにデバイスを一括オン/オフできる機能があるが、このデバイスダッシュボードにはない

 続いて、デバイスダッシュボードと似た機能との使い分けについて考える。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月12日 更新
  1. 10万円切りMacが17年ぶりに復活! 実機を試して分かったAppleが仕掛ける「MacBook Neo」の実力 (2026年03月10日)
  2. きょう発売の「MacBook Neo」、もうAmazonで割安に (2026年03月11日)
  3. 「MacBook Neo」を試して分かった10万円切りの衝撃! ただの“安いMac”ではなく絶妙な引き算で生まれた1台 (2026年03月10日)
  4. セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい (2026年03月11日)
  5. 新型「MacBook Air」はM5搭載で何が変わった? 同じM5の「14インチMacBook Pro」と比べて分かったこと (2026年03月10日)
  6. 12機能を凝縮したモニタースタンド型の「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」が27%オフの2万3990円に (2026年03月11日)
  7. 3万円超でも納得の完成度 VIA対応の薄型メカニカルキーボード「AirOne Pro」を試す キータッチと携帯性を妥協したくない人向け (2026年03月12日)
  8. リュック1つで展示会セミナーの音響セット構築レポ 現場で得た“2.4GHz帯混信地獄”を生き抜く教訓 (2026年03月11日)
  9. エンスージアスト向けCPU「Core Ultra 200S Plus」登場 Eコア増量+メモリアクセス高速化+バイナリ最適化でパフォーマンス向上 (2026年03月11日)
  10. 最新Core Ultra X7 358Hの破壊力! 16型OLED搭載で内蔵GPUがディスクリート超え!? Copilot+ PC「Acer Swift 16 AI」レビュー (2026年03月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年