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» 2021年03月02日 12時00分 公開

Ryzen搭載モデルの中でもひときわ光る14型モバイルPC「mouse X4-R5」の魅力(1/4 ページ)

モバイルPCにも、AMDのRyzenを採用したモデルが増えている。マウスコンピューターの「mouse X4-R5」は、CPUにAMDのRyzen 5 4600Hを搭載した14型モバイルPCだ。税別7万6800円から購入できる高コスパモデルをチェックしよう。

[マルオマサト,ITmedia]

 マウスコンピューターの「mouse X4-R5」は、CPUにAMDのRyzen 5 4600Hを搭載した14型モバイルノートPCだ。レッドの天板を採用した新鮮味のあるビジュアル、最近採用例が急増しているRyzen Mobileの中でもTDP 35Wの高性能モデルを新たに備えているのが特徴となる。Windows 10 Home 64bit搭載モデルの標準構成で7万9800円(税/送料別)という価格もリーズナブルで、とても興味深い製品だ。評価機を入手したので、性能やバッテリー駆動時間などをチェックしていこう。

mouse X4-R5 マウスコンピューターの「mouse X4-R5」は、Ryzen 5 4600Hを搭載した14型モバイルノートPCだ。メタリックレッドの天板、ナローベゼルの洗練されたビジュアルも目を引く

薄型軽量ボディーにインパクトあるデザインを採用

 パッケージを開封してまず目に入るのが、インパクトがあるメタリックレッドカラーの天板だ。軽量かつ剛性の高いマグネシウム合金を採用してきっちりとタイトに組まれており、ガタ付きやきしみなどはない。表面はさらりとした手触りに仕上げられており、指紋がつきにくいのも好印象だ。

mouse X4-R5 メタリックレッドの天板はインパクト抜群だ
mouse X4-R5 底面もシンプルにまとまっている。手前側の両端にステレオスピーカーを内蔵する
mouse X4-R5 さりげない控えめなメタリックカラーで、表面は光の当たり具合で乱反射するきめ細かい処理が施されている。さらっとした手触りで指紋が付着しにくい
mouse X4-R5 ボディーの具体的なサイズは、約320.2(幅)×214.5(奥行き)×17.5(厚さ)mm、公称重量は約2kgだ。実測重量は1202gと公称値通りだった
mouse X4-R5 65W仕様のACアダプターが付属している。こちらも小型軽量で持ち運びは苦にならない。公称のバッテリー駆動時間は約10時間だ(JEITAバッテリ動作時間測定法 Ver.2.0)

6コア12スレッド/TDP 35WのRyzen 5 4600Hを搭載

 CPUにはAMDのRyzen 5 4600Hを搭載している。6コア12スレッド、3GHz〜4GHzというスペックだ。最近搭載例が増えてきているRyzen 5 4500U(6コア)に比べて6スレッドぶん多く、基本周波数も700MHz高い。

 また、Ryzen 5 4600Hが、Ryzen 5 4500Uと大きく違うのがTDP 35Wであることだ。TDPはもともと冷却機構を含めた放熱設計のための基準ではあるが、最近のCPUでは周波数ブーストのリミッターとしても機能する。TDP 35WモデルはTDP 15Wモデルよりもリミッターの上限値が高く、高い周波数を長い時間維持でき、そのぶんパフォーマンスも高くなる。

 もちろん、これはTDPに見合う十分な冷却ができている前提での話だ。冷却が不十分であれば、温度リミッターにより周波数ブーストが制限され、本来の性能は引き出せない。本製品の冷却機構はRyzen 5 4600Hの性能を引き出せているのか、それは後ほどベンチマークテストで検証しよう。

mouse X4-R5 TDP 35WのRyzen 5 4600Hを搭載する。6コア12スレッド、最大周波数4GHzというパワフルな仕様だ
mouse X4-R5 HWiNFO 64の詳細表示

メモリとストレージはBTOでカスタマイズ可能

 標準では、メモリが8GB(8GB×1)、ストレージが256GB SSD(PCI Express/NVMe)という構成だ。BTOでメモリは最大64GBまで、ストレージは2TBまで搭載可能になっている。

 高性能なCPUを搭載していても、メモリやストレージの容量が少ないと用途が限定されたり、動作がスムーズでなかったりして残念に思うことがある。本製品はその点でもハイスペック志向のユーザーも満足できる内容だ。

 なお、メモリについては、メモリモジュールを2枚利用する構成にすることでデュアルチャンネルが有効となり、内蔵GPUを含めてフルに性能が引き出せるようになるので、できれば16GB(8GB×2)以上の構成にして購入したい。テレワークや在宅ワークなどでPCに触れる時間が増えたことを考えれば、32GBのメモリ(+2万500円)を選びたいところだ。

 ストレージは外付けで拡張することもできるが、システムドライブ(Cドライブ)もある程度余裕があった方が容量管理は楽でストレスが少ないため、512GB以上にすることをお勧めしたい。

mouse X4-R5 ストレージは、PCI Express(NVMe)対応のSSDを採用している。評価機はSK hynix製の256GB SSDだった
mouse X4-R5 CrystalDiskMark 8.0.1(ひよひよ氏・作)のスコア。BTOではより高速なSamsung PM981aを指定することも可能だ

 続いて、インタフェース回りを見ていこう。

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