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» 2021年04月09日 12時00分 公開

4Kで10点マルチタッチ対応の“全部入り”15.6型モバイルディスプレイを試すモバイルディスプレイの道(1/3 ページ)

ルタワジャパンの15.6型モバイルディスプレイ「Better Digi Xcreen2go U15HT」は、4K表示とタッチ操作に対応した高性能モデルだ。

[山口真弘,ITmedia]

 ルタワジャパンの「Better Digi Xcreen2go U15HT」は、4K(3840×2160ピクセル)解像度に対応した15.6型のモバイルディスプレイだ。10点マルチタッチにも対応する他、600g台と軽量なボディーなど、あらゆる面で死角のない1台だ。実機を借用したので、その実力をチェックする。

Better Digi Xcreen2go U15HT ルタワジャパンの15.6型モバイルディスプレイ「Better Digi Xcreen2go U15HT」。ボディーサイズは約356.2(幅)×226.5(奥行き)×4.7〜9.4(厚さ)mmだ

4K解像度に対応 薄型軽量のボディーにも注目

 まず基本的な特徴を見ていこう。画面サイズは15.6型で、3840×2160ピクセルという高解像度をサポートする。パネルはIPS方式で、視野角は水平/垂直ともに176度となっている。輝度は400ニト、コントラスト比は1000:1だ。

 10点マルチタッチにも対応しており、タッチサンプリングレートは120Hzと、一般的なモバイルディスプレイに比べると高く、指先でウィンドウをドラッグした時の動きもなめらかだ。ただし、ペン入力には対応しない。

 パネルは光沢仕様ゆえかなりギラつきが目立つ。後述するように角度調節の自由度が低いこともあり、蛍光灯の映り込みを回避しにくい。手の脂が目立ちやすいのも気になるところだ。

Better Digi Xcreen2go U15HT 画面サイズは15.6型で、4K表示に対応し、10点マルチタッチにも対応する。底面にはスピーカーも備えている
Better Digi Xcreen2go U15HT カバー兼用となる一体型のスタンドを採用する。マグネットで吸着するタイプだ

 4K解像度と並ぶ本製品のもう1つの大きな特徴が、薄型軽量のボディーだ。モバイルディスプレイではおなじみの、上部が薄く下部は厚みがある形状で、最薄部はわずか約4.7mmしかない。タブレットの中では薄型に当たるiPad Pro(約5.9mm)よりも1mm以上薄いことになる。

 この薄さのせいもあって、重量は本体のみで公称値が約648gと非常に軽い。可搬性を重要視するのであれば、かなりのアドバンテージだ。ちなみにカバー込みでも実測で1055gと、1kgをわずかに超える程度しかない。

Better Digi Xcreen2go U15HT 横から見た状態。段階的な角度の調節はできず、実質この角度で固定となる
Better Digi Xcreen2go U15HT ベゼルは上部および左右ともに実測5mmと、かなりの狭額縁設計だ。画面との間に段差はない
Better Digi Xcreen2go U15HT 重量は本体のみで実測671gと、15.6型モデルとしては軽量だ
Better Digi Xcreen2go U15HT カバーと一体型スタンド込みでは実測1055gとなる。ほぼ1kgと考えると、かなり軽い

 ディスプレイカバーは、このサイズのモバイルディスプレイによくあるカバーと一体型スタンドを採用しており、本体とはマグネットで吸着する。画面側を覆っているカバーを背面に回して吸着させることで、スタンドとして利用できる仕組みだ。この構造ゆえ角度は微調整程度しかできず、実質的に固定となる。

 余談だが、カバーの構造や特徴的なカーボン模様はもちろん、ボディーのデザイン、側面のポートやボタン配置、OSDメニューのデザインは、どれもUNIQのモバイルディスプレイとそっくりだ。UNIQの15.6型モデルはフルHD、本製品は4Kという違いはあるが、供給元が同一なのだろう。それゆえ共通する欠点もあるのだが、これについては後述する。

Better Digi Xcreen2go U15HT 本体(左)とカバー兼用の一体型スタンド(右)。表面には同じカーボン調のパターンがあしらわれている
Better Digi Xcreen2go U15HT スタンドの利用にあたって、まずは画面側を覆うカバーを開く
Better Digi Xcreen2go U15HT カバーを背面に折り返し、上部をマグネットで本体に吸着させる
Better Digi Xcreen2go U15HT 吸着力はそれほど高くなく、安定感は決して高くない

 評価機材に付属していたケーブルはHDMIケーブル、USB Type-Cケーブル、USB Type-A→Type-Cケーブルの3本だった。ただし、製品ページなどにあるように、実際にはUSB Type-A→Type-Cケーブルが省かれているので注意してほしい。

Better Digi Xcreen2go U15HT 付属品一式。評価機にはUSB Type-A→Type-Cケーブルがセットになっていたが、実際の製品はmini HDMIケーブル、USB Type-C→Type-Cケーブル、クリーニングクロスとなる
Better Digi Xcreen2go U15HT HDMIケーブル。「4K」のシルク印刷が目立つ。mini HDMI側にあるのは同製品のブランド「Better Digi」のロゴだ

 早速、ノートPCに接続してみよう。

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