一瞬で姿を消した「ROG STRIX GeForce RTX 3080 GUNDAM EDITION」と対照的に、グラフィックスカード売り場のショーケースで目立っていたのは、ASRockの「Radeon RX 6900 XT OC Formula」だ。価格は30万6000円前後となる。
OC Formulaといえば、オーバークロック向けのマザーとして5年以上前から高い評価を得ているシリーズだが、Radeon RX 6900 XT OC Formulaは高クロックにチューニングした仕様となっているのが特徴だ。
GPUの標準仕様ではベースクロックが2125MHz、基板にあるBIOSスイッチの切り替えによりP(Performance)モードで2295MHz/2475MHz(ゲーム/ブースト)、Q(Quiet)モードで2165MHz/2365MHz(ゲーム/ブースト)に設定できる。
入荷したTSUKUMO eX.は「極限まで性能を求める人に注目されていますね。優秀なチップが選別されているので、信頼性という点からも評価されていると思います」と話していた。
一方で、別のショップでは「マイニング需要はなさそうですね。あの用途で見るとコスパ的に難しいところがありますから。今のところ転売ヤーにも狙われていないようで、ある意味、本来必要とする人に届きやすいモデルになっています」とのコメントも聞いた。
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