PCがクラッシュ! 締め切りが目前に迫ったときにあなたはどうする?【前編】(2/3 ページ)

» 2021年05月06日 06時00分 公開
[村田らむITmedia]

わらにもすがる思いでデータ復旧会社へ連絡

 スマートフォンでデータ復旧会社をいろいろと見比べる。30分後、TVなどでよく取り上げられている会社を選んだ。24時間電話対応していたので、おもむろにかけてみると、

「直接、記憶媒体を調査するので機材を持ち込んでほしい」

 と言われた。仕方なくPCを購入時の段ボールに詰め、キャリーカートに入れて、僕が住んでいる東村山から銀座まで1時間以上かけてゴロゴロと運んだ。

PCクラッシュ 購入時の箱に詰め込んで、データ復旧会社へと向かった

 大きなビルのワンフロアにある会社に到着すると、すぐにPCを検査してもらうことになった。

 検査には1時間以上かかるので一旦外出しても良いと言われたが、コロナ禍の銀座をウロウロと出歩くのも気が引けたため、面接用の部屋で待たせてもらった。

 待っている間に、編集者に

「PCが急に壊れてしまいました!! 締め切り遅れそうです!!」

 とメールを送る。こういう場合、編集者はまず真に受けてくれない。

「PCが壊れたということにして、締め切りを伸ばそうとしているんだな」

 と受け取る。

「分かりました(ニヤニヤ)。なるべく早く描いてくださいね〜」

 と返信が来る。

「いやいや、本当の本当に壊れたんですー!!」

 と心の叫びを電波に乗せていると、検査が終わり担当者が戻ってきた。

 「HDD機器を調べさせてもらったのですが、理由は分かりませんが磁気ヘッドの部分が動かなくなっていました。ただし不幸中の幸いで、磁気ディスクには全く傷が入っていなかったのでデータを復旧できる可能性は高いです」

 と説明してくれた。

待合室で途方に暮れる

 ひとまずはホッとしたが、見積書を見てめまいが発生した。

  1. 部品交換/物理修復費:4万8000円
  2. クローン作製費:5000円
  3. 論理解析費:0円
  4. 論理作業費:2万2000円
  5. 成功報酬費:3万円

お見積もり金額:税込み11万5500円


 である。

 11万円以上もかかってしまっては、仮にデータが復旧しても完全に赤字である。逆にもし復旧できなかったら、締め切りは完全にアウトだ。

 少し悩んだものの、やはり締め切りを優先させることにし、PCを預けて肩を落としながら帰宅した。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年08月21日 更新
  1. 文字起こしと要約がずっと無料のAIボイスレコーダー「Comu Action Pro」発売 9月20日まで2万9800円 (2026年08月20日)
  2. 総メモリ748GB、AI性能20PFLOPS! デルがGB300搭載のワークステーション「Dell Pro Max with GB300」を発売 (2026年08月20日)
  3. ビジネスシーンにもなじむチタンボディー! 本格ランウォッチ「Amazfit Cheetah 2 Pro」を日常使いしてみた (2026年08月19日)
  4. Google「Pixel 11」は何が変わった? 前モデル「Pixel 10」からの進化ポイントをチェック (2026年08月20日)
  5. 5ボタン搭載でWeb閲覧作業を効率化できる「エレコム ワイヤレスマウス M-FBL01DBXSBK」がセールで10%オフの1250円に (2026年08月20日)
  6. 大阪・関西万博の人気パビリオンが東京で進化! 漱石アンドロイドも登場する「いのちの未来+」体験レポート&石黒教授インタビュー (2026年08月20日)
  7. 上下2画面で21型相当の圧倒的作業領域! 実売約7万円で手に入るサンコーの2画面モバイルディスプレイを試す (2026年08月20日)
  8. ゼンハイザーがaptX Adaptiveをサポートし、ユーザー自身でバッテリー交換も可能になった高性能ワイヤレスイヤフォン「MOMENTUM True Wireless 5」 (2026年08月20日)
  9. アイオー、レコーダーソフト「BDレコ」「DVDレコ」が他社製Blu-rayレコーダーからのダビングに対応 (2026年08月18日)
  10. 全部入りの「Rokid」か、特化型の「Even G2」「Ray-Ban Meta」か? 注目スマートグラス3製品を徹底比較 (2026年08月21日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー