Office付きのオールラウンダー「ASUS Zen AiO 24」を試す:液晶一体型PCの今(2/4 ページ)

» 2021年05月14日 12時00分 公開
[田中宏昌,ITmedia]

ノートPC向けのパーツで構成

 メモリはノート用のDDR4-2666 16GB(8GB×2)を搭載し、ストレージはPCI Express 3.0 x4接続で512GBのNVMe SSDを採用する。Intelモデルには1TBのHDDを内蔵したモデルもあるので、試しに背面のカバーを取り外したところ、空きドライブベイやスロットが用意されていた。

 メーカーの保証対象外となるが、いざとなればメモリやストレージの換装/増設作業が行えるのはポイントだろう。

ASUS Zen AiO 24 背面のスタンドとカバーを取り除くと、内部にアクセスできる。右側にM.2スロットが1基、左側に2.5インチHDD/SSDの空きベイが1基ある他、メモリスロットにはカバー状のシールドが施されていた
ASUS Zen AiO 24 CrystalDiskInfoの画面。評価機には容量512GBのSamsung PM991(SAMSUNG MZVLQ512HALU)を搭載していた。シーケンシャル読み出しが毎秒2200MB、シーケンシャル書き込みは毎秒1200MBのスペックだ
ASUS Zen AiO 24 CrystalDiskMarkの画面。爆速ではないが、実用上で十分な速度を備えている

狭額縁のディスプレイでHDMI入力端子も用意

 液晶ディスプレイは23.8型で、画面解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)だ。非光沢なので長時間の利用でも目が疲れにくく、視野角も上下/左右178度と広い。黒色が若干浮いている印象もあるが、sRGBの色域をカバーしており写真や動画などの見栄えもよい。

 前面下部はファブリック素材で覆われており、harman/kardonの認証を取得した3W+3Wのスピーカーを内蔵する。標準状態のままではややチープなサウンドなので、ユーティリティーの「DTS Audio Processing」を活用しよう。

ASUS Zen AiO 24 23.8型のノングレア液晶ディスプレイを採用する。液晶ディスプレイのベゼル幅は約6mmと狭く、画面占有率は約90%となっている。
ASUS Zen AiO 24 ユーティリティーの「DTS Audio Processing」では音楽/映画/ゲーム/オーディオカスタムが用意され、オーディオカスタムでは細かい設定が行える

 液晶ディスプレイ上部に、約92万画素のWebカメラとアレイマイクを内蔵している。カメラを隠す物理的なシャッターを備えており、使わないときはきちんとセキュリティを確保できる。また、カメラの位置が上にあるため、ノートPC内蔵カメラのようなローアングルにならず自然な画面映りになるが、解像度はそれほど高くないので、過度な期待は禁物だ。

ASUS Zen AiO 24 マイクとWebカメラは液晶ディスプレイの出っ張り部分にある。出っ張りの高さは12mmほどある
ASUS Zen AiO 24 上部に物理的なシャッターがあり、未使用時はレンズをカバーできる

 面白いのは、背面にHDMI出力と入力の各端子を備えていることだ。ここにPlayStation 5/4、Nintendo Switchなどのゲーム機や、AmazonのFire TV Stickを接続すれば、本製品を液晶TVのように活用することも可能だ。

 もちろん、ノートPCなどを接続して本製品をセカンドディスプレイとしても扱える。本製品をプライベート用にして、そこに仕事用のノートPCをつなげて在宅ワークで活用という使い方もアリだろう。

 左側面にあるスイッチで「HDMIモード」と「PCモード」を切り替えられ、このHDMIスイッチを長押しすることで、PCを起動せずにHDMI入力の画面を表示できる。PCを利用しながら切り替えての使用も問題なく行えるが、音量調整はHDMI入力側のデバイスで行う必要がある。

ASUS Zen AiO 24 背面にHDMI入力端子を備えており、PlayStation 5などのゲーム機も接続可能だ
ASUS Zen AiO 24 HDMI入力端子にFire TV Stickを接続したところ。ピクチャー・イン・ピクチャー機能などはないが、HDMIスイッチを長押しすることで画面の明るさは調整できる

 次に、インタフェースをチェックする。

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