Office付きのオールラウンダー「ASUS Zen AiO 24」を試す液晶一体型PCの今(4/4 ページ)

» 2021年05月14日 12時00分 公開
[田中宏昌ITmedia]
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マルチコアの性能を十分に引き出すスコアを記録

 ここからは、ベンチマークテストで本製品の性能を確かめよう。

 本製品のスペックは、CPUが8コア16スレッドのRyzen 7 5700U」(1.8GHz〜4.3GHz)、メモリは16GB(8GB×2)、ストレージは512GBのNVMe SSD、GPUはCPU内蔵のAMD Radeon Graphicsで、OSはWindows 10 Home(64bit)だ。ファンモードはスタンダードで行っている。

 まず、CGのレンダリングスピードからCPU性能を測定するCINEBENCH R23/R20では、マルチコアで8526/3474、シングルコアも1273/493と、8コア16スレッドならではの高いスコアを記録した。

 実際のアプリケーションを使ってシステムの総合性能を見るPCMark 10では、総合スコアが4737、Essentials(日常操作)が9388、Productivity(オフィスアプリ中心の作業)が8199と、CPUのパフォーマンスをしっかり引き出せていることが分かる。GPUの性能が影響するDigital Content Creation(コンテンツ制作作業)は5799、Gamingが3051と内蔵GPU搭載モデルとしては十分に高い値だ。

 試しに、ファンモードをウィスパーモードに切り替えたところ、総合スコアで5%ほど下がった。Digital Content CreationやGamingでは下げ幅がもう少し大きくなる。スタンダードモードでも十分に静音なので、よほどのことがない限りウィスパーモードに切り替える必要はないだろう。

ASUS Zen AiO 24 CINEBENCH R23のテスト結果
ASUS Zen AiO 24 CINEBENCH R20のテスト結果
ASUS Zen AiO 24 PCMark 10 Extendedのテスト結果(スタンダードモード)
ASUS Zen AiO 24 PCMark 10 Extendedのテスト結果(ウィスパーモード)

 内蔵グラフィックスの性能を見るべく、3DMarkや「漆黒のヴィランズ ベンチマーク: ファイナルファンタジーXIV」を実施した。

 3DMarkではいずれのテストでも統合GPUとしては高いスコアとなった。ファイナルファンタジーXIVでもフルHDで標準品質なら「とても快適」評価となり、ライトなゲームなら十分に楽しめるだろう。

ASUS Zen AiO 24 3DMark/Night Raidのテスト結果
ASUS Zen AiO 24 3DMark/Wild Lifeのテスト結果
ASUS Zen AiO 24 3DMark/Fire Strikeのテスト結果
ASUS Zen AiO 24 3DMark/Time Spyのテスト結果
ASUS Zen AiO 24 ファイナルファンタジーXIVのテスト結果(1920×1080ピクセル/最高品質)
ASUS Zen AiO 24 ファイナルファンタジーXIVのテスト結果(1920×1080ピクセル/高品質/デスクトップPC)
ASUS Zen AiO 24 ファイナルファンタジーXIVのテスト結果(1920×1080ピクセル/標準品質/デスクトップPC)

オールマイティーな1台として魅力的な選択肢

 ASUS Zen AiO 24シリーズは、Core i7-10700TやCore i3-10100Tといった第10世代Coreモデルも用意されているが、こと性能面では本製品が有利だ。オフィススイートのMicrosoft Office Home and Business 2019がセットで14万9800円(直販のASUS Storeでの税込み価格)と、手堅くまとまっている。

 これ1台を購入すれば、追加投資を必要とせずにWeb会議やオンライン授業、仕事からゲームまで幅広い用途で活用できる。HDMI入力を生かせば活躍の幅はさらに広がるはずだ。

 標準で1年間の国内保証が付くのに加え、購入後30日以内にMyASUSから登録作業を行うだけで保証対象がグッと広がる「ASUSのあんしん保証」が適用される。

 さらに、5月31日までの注文分は通常有償となる「ASUSのあんしん保証プレミアム」3年パックに無料でアップグレード可能だ。

 ノートPCのように持ち運びや引き出しにしまうことはできないが、優れたCPU性能を筆頭に、幅広い用途でそつなくこなせる大画面PCとして、選択肢に加えてほしい1台に仕上がっている。

ASUS Zen AiO 24 液晶ディスプレイ下部中央に「ASUS」ロゴ、スタンドには「harman/kardon」のマークがある
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