ちなみにスマートプラグで制御する利点の1つに、壁を挟んでも操作できることが挙げられる。これが赤外線リモコンだと部屋の外に信号が届かないが、Wi-Fiで通信するスマートプラグであればそのようなこともない。当たり前過ぎて見逃されがちだが、このことは大きなメリットだ。
なおスマートプラグを使う以外に、SwitchBotを使って本体の電源ボタンを物理的にオン/オフする方法もあるが、本製品に関しては電源スイッチがかなり硬く、SwitchBotの力では押し込むのは至難の業なので、やはりスマートプラグを使って運用した方がよいだろう。手動で電源をオン/オフしたい場合も、本体側の電源スイッチは使わず、スマートプラグ側のボタンを使うとよい。
ところで今回紹介した用途であれば、スマートプラグのアプリで用意されている、スケジュール設定機能も試してみたい。例えば平日13〜14時までは定例のビデオ会議が入っている場合に、5分前に電源オン→終わると電源オフという設定を、あらかじめ行っておくのだ。
こうすれば手動でのオン/オフ自体が必要なくなり、毎日の運用もぐっと楽になる。スケジュールがきっちり決まっているオンライン授業であれば、完全な自動化もできそうだ。
今回は、Amazonでひそかに人気となっているサインランプを使った方法を紹介したが、他の照明器具であっても、同様のステータス表示は行えるはずだ。家庭内でビデオ電話を行う機会が増え、そのたびに家族に知らせておくのが面倒であれば、このようなシステムの構築を行ってみてはいかがだろうか。
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