「SwitchBot 温湿度計」は、その名の通り、室内の温度と湿度を計測するデバイスだ。見た目は何の変哲もない温湿度計だが、Bluetoothでスマートフォンと連携し、計測データをスマホに転送できる他、温度などをトリガーにした家電の自動起動も可能だ。実機を使って使い勝手をチェックしてみよう。
本製品の使い方は至って簡単だ。背面に単4形乾電池×2本を入れ、デスク上に置くか、適当なスチール面に貼り付けるだけだ。液晶画面に部屋の温度や湿度を表示するだけであれば、たったこれだけで済んでしまう。難しい知識は何もいらない。
とはいえ、本製品の真骨頂はこれではなく、測定した温度や湿度のデータをスマホに転送して管理できることにある。そのためには、スマホに「SwitchBot」アプリをインストールし、Bluetoothでペアリングを行う必要がある。
温度や湿度のデータは4秒ごとに取得される。これらは本体内に最大36日分保存されており、スマホ側から参照可能だ。グラフ表示にも対応しており、時間/日/週/月/年とこまめに切り替えて表示できる。データはCSVでのエクスポートも可能なので、PCに書き出してデータを加工できるなど、汎用(はんよう)性も高い。
続いて、家電との連携を試してみよう。
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