約50万円だけど“全部入り”ノートPC「ROG Zephyrus S17 GX703」の魅力(2/4 ページ)

» 2021年07月16日 12時00分 公開
[マルオマサト,ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Thunderbolt 4を筆頭に充実しまくりのインタフェース

 通信機能は、1000BASE-T対応の有線LAN、Wi-Fi 6の無線LAN、そしてBluetooth 5.1を標準で装備している。

 接続性の高さも特筆したい。Thunderbolt 4(USB Type-C) 、USB 3.2 Gen 2 Type-Cが1基ずつ、USB 3.2 Gen 2 Type-Aも3基備え、新旧の周辺機器を変換アダプターを使わずに本来の性能で利用できる。

 最近のPCでは省かれがちなSDメモリーカードスロット(SDXC/SDHC対応)を装備し、さらに高速規格のUHS-II(理論最大転送速度は毎秒312MB)にも対応している。

 UHS-II対応SDメモリーカードは、デジタルカメラでは広く普及しており、デジタルカメラからの動画や静止画の取り込みにとても便利だ。

 液晶ディスプレイ上部には、約92万画素のWebカメラとアレイマイクを内蔵する。Webカメラは2D/3Dノイズリダクション対応で暗い部屋でもノイズの少ない映像で配信できる。また、ビデオチャット/ビデオ会議中の自分の声と相手の声をお互いにクリアに届ける双方向のAIノイズキャンセリング機能も搭載している。

ROG Zephyrus S17 GX703 前面中央に突起があり、液晶ディスプレイを開きやすい
ROG Zephyrus S17 GX703 背面には排気口がある
ROG Zephyrus S17 GX703 左側面にあるType-Cポートは、手前側がUSB 3.2 Gen 2(DisplayPort Alternate Mode対応)、奥側がThunderbolt 4だ。HDMI端子を含め、最大4画面までのディスプレイ出力に対応する
ROG Zephyrus S17 GX703 右側面にはType-AのUSB 3.2 Gen 2が2基、SDメモリーカードスロット(SDXC、UHS-II対応)も用意される
ROG Zephyrus S17 GX703 2D/3Dノイズリダクション機能付きのWebカメラと、アレイマイクを備えている

光学式メカニカルキーボードを搭載

 キーボードは、英字配列の光学式メカニカルキーボードを搭載する。光学式メカニカルとは、機械式のスイッチを押す動作で光を遮っているシャッターが開いてスイッチが入る仕組みで、通常のメカニカルキーボードよりも反応速度は150倍速いという。

 メカニカルキーボードらしいカチカチとした音はするが、比較的軽い力で押下でき、軽快に操作できる印象だ。キーピッチは縦横ともに約19mmある。パームレストも広く取られており、ゲームプレイの操作、テキスト入力ともに快適に扱える。

 ただ、英字配列でレイアウトもやや変則的だ。テンキーが通常より上の位置に並んでいることや、バックスペースキーの上がDeleteキーではなくF12キーである点はかなり違和感を覚える。テキスト入力については、慣れるまで少し時間が必要だという印象を受けた。

ROG Zephyrus S17 GX703 英字配列の光学式メカニカルキーボードを搭載している。タイピングの感触は良いが、配列は少し変則的で慣れが必要だ。右上の電源ボタンはWindows Hello対応の指紋認証センサーを備える
ROG Zephyrus S17 GX703 1キーごとにカラーを制御できるRGB LEDのキーボードバックライトを装備する
ROG Zephyrus S17 GX703 発光パターンはユーティリティーのArmoury Crateで制御できる
ROG Zephyrus S17 GX703 キーボード奥にマルチホイールを備える。標準は音量調整機能が割り当てられているが、プッシュすると機能が変わり、画面の明るさ調整、キーボードバックライト調整、タスクの切り替えなどが利用できる
ROG Zephyrus S17 GX703 Armoury Crateでマルチホイールに割り当てる機能をカスタマイズすることも可能だ

120Hzの高速表示とシネマクオリティーを両立させる4K液晶

 画面のクオリティーも最高峰だ。17.3型と大型で3840×2160ピクセルの高解像度に対応し、輝度も500ニトと非常に明るい。さらにリフレッシュレート120Hzの高速描画にも対応しており、応答速度も3msと速く、動画やゲームの動きをなめらかに表示することができる。

 GPUもGeForce RTX 3080 Laptopなので、FPSや格闘タイトルなど幅広いタイトルでフレームレート120fps/リフレッシュレート120Hzでの快適プレイが可能だ。

 さらに、DCI-P3を100%カバーする広色域をサポート。Pantone認証による高い色再現性を誇り、コンテンツ制作にも好適だ。Dolby Visionの基準も満たしており、Dolby Vision対応コンテンツや、HDR対応コンテンツを臨場感高く表現できる。

 サウンドシステムはDolby Atmosをサポートする。ボディーには、4基のウーファーと2基のツイーターを含めてスピーカユニットを6基搭載する。映像だけでなく、ゲーム内の音の方向までを含めてパワフルかつクリアなサウンドを満喫できるのが印象的だ。ゲームもエンターテイメントコンテンツも臨場感たっぷりに楽しめる。

ROG Zephyrus S17 GX703 17.3型、3840×2160ピクセル表示対応の液晶ディスプレイは精細で鮮やかな表示だ。120Hzの高速リフレッシュレートに対応し、なめらかな表示が行える。映り込みの少ないノングレア仕様で、IPSレベルパネルのため視野角も広い
ROG Zephyrus S17 GX703 エックスライトのカラーキャリブレーションセンサー「i1 Display Pro」の測定結果。輝度は531ニトと公称値以上だった
ROG Zephyrus S17 GX703 色域を色度図作成ソフトのColor AC(Phonon氏・作)で表示した。実線で示した本製品の色域は、グレーの点線のDCI-P3の色域とほぼ一致する

 次にベンチマークテストで本製品の実力をチェックしよう。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月24日 更新
  1. “置き場所に困る”大容量ポタ電の壁を打破! 冷蔵庫を3日動かすEcoFlow「DELTA Gen4」シリーズが日本上陸 (2026年10月23日)
  2. 若者向けのカラフルな新「Dell 14S」が日本上陸 11月1日まで4.5万円引きの14万9800円から (2026年10月22日)
  3. 折りたたみ型から薄型まで! スマホやタブレットで“本気”の文字入力に使える持ち運び用キーボードを選ぶコツ (2026年10月23日)
  4. FCCLが「FMV Keyboard X」の一般販売を開始 ハイスペックマウス「FMV Mouse X」も同時発売 (2026年10月22日)
  5. 「Galaxy Watch9」を1週間使って分かったこと Pixel Watchと比べた使い勝手は? (2026年10月23日)
  6. 「iPhone Duo」を1週間使って分かった、全部盛りではない“上質さ” 心地いい開閉ヒンジの内部を見るために“非破壊検査”してみた (2026年10月21日)
  7. 天空が12月25日に発売する「GPD WIN Max 3」国内正規版 実機に触れてきた (2026年10月23日)
  8. 約22万円の新型「Mac mini」で初めてのローカルAI体験 ストレージの価格高騰対策にピッタリかも (2026年10月20日)
  9. スマホは「バッグの中」から「外」へ AULUMUのスリングバッグ2種で移動時のプチストレスを解消した (2026年10月22日)
  10. PFUから33万円キーボード「HHKB Professional Elite」登場! 英語配列のみで有線特化の“原点回帰” 全世界300台限定 (2026年10月22日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー