NECは8月30日、同社製ファクトリーコンピュータ「FC98-NX」の省スペース型新モデルを発表、9月6日から出荷を開始する。
製品ラインアップは2コア2スレッドのCeleron(2.9GHz)を搭載する「FC-E29U」、4コア4スレッドのCore i3(2.2GHz)を搭載する「FC-E22K」、8コア16スレッドのXeon(2.0GHz)を搭載する「FC-E20W」の3構成を用意した。価格はFC-E29Uが40万4800円〜、FC-E22Kが55万5500円〜、FC-E20Wが61万9300円〜(税込み)だ。
24時間駆動に向けた信頼性と長期供給/長期保守を実現したFC98-NXシリーズの最新製品で、今回のモデルではCPUやメモリの強化、10GbEポートの標準搭載などで処理能力を向上した他、SATAに加えNVMe SSDが選べるようになり、PCI Express x16対応カードの増設にも対応した。
また、メモリも最大32GBまで、SSDは最大500GB(NVMe/SATA)まで、HDDは最大2TBまで対応する。
上位モデルのFC-E20Wは、従来のクライアントOSに加えてWindows Server IoT 2019のプリインストールモデルも用意しており、オンプレミスサーバとしての利用も可能となっている。
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