プラススタイルが、+Styleブランドのオリジナル製品として、カーテンを自動開閉できる「スマートカーテン」を10月7日に発売する。発売に先立ち、+Style本店で9月8日から予約を受け付ける。
スマートカーテンは、カーテンレールにユニットを取り付けることで、カーテンを自動で開閉してくれるデバイス。製品はカーテンユニットとWi-Fi接続ユニットで構成され、両ユニットがBluetooth接続することで、外出先からスマートフォンで操作したり、スマートスピーカーから音声で操作したりできる。
カーテンユニットは単体でも販売しており、カーテンユニットを2台取り付けることで、両開きカーテンの自動開閉も可能になる。また、複数の窓に取り付けたカーテンをまとめて操作することもできる。
価格はカーテンユニット+Wi-Fi接続ユニットが1万3800円、カーテンユニットが1万800円だが、+Style本店では10月6日まで1000円オフで販売する。両開きのカーテンに装着するには、これら2製品を購入する必要があり、2万円強がかかる。
カーテンユニットの取り付けに専用の工事は不要で、レールに取り付けたランナーにカーテンユニットを差し込むだけで完了する。ランナーはC型、O型、I型に対応した3種類が付属しており、あらゆるレールに対応できるとしている。不在中でもカーテンを開閉することで、防犯に役立つというメリットもある。
ユニットを動かすモーターの動作音が50dBA未満になるよう、静音設計にこだわった。バッテリーには単3アルカリ乾電池3本を使用し、1日1開閉する場合は約8カ月間動作する。
カーテンユニットを取り付けた状態でカーテンを開閉すると、本体スイッチがその動作を検知し、引いた方向に自動で開閉する。さらに、スマートフォンの+Styleアプリから時間を決めて開閉でき、画面上で開閉割合を指定することもできる。起床時間に合わせて自動で開き、日の入り時間に合わせて自動で閉めるといった設定が可能になる。Google アシスタントとAmazon Alexaの音声操作にも対応している。
+Styleアプリの「スマートモード」を活用し、時間、天気、温度、湿度などの条件に応じてカーテンを自動開閉させることもできる。スマートモードでは+Styleの複数の家電を扱えるので、天気や時間などを指定して、スマートカーテンとスマートLED電球を同時に操作するといったことも可能。日の出・日の入り時間は季節によって異なるが、+Styleアプリ側でこれらの時刻を取得しているため、日の出・日の入りに合わせてカーテンの開閉を設定することもできる。
プラススタイルが+Styleユーザーに調査したところ、スマート化してほしい製品として、4位に「スマートカーテン」が挙がったそうで、ユーザーの声に応えるべく、商品化を決めた。同社はこれまで、既存家電をスマート化する製品や、スマート機能を備えた家電を投入してきた。今後はスマートカーテンのような“非家電スマート化”を実現する商品もそろえ、+Styleで目指す「おうちを快適に」を推進していく。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.