新ブランドのVictus by HPは、既存の「OMEN(オーメン)」と比べるとカジュアルなゲーマーを想定したブランドで、エントリークラスからミドルレンジまでをカバーしている。今までこのレンジを担っていた「HP Pavilion Gaming」ブランドは、将来的にVictusに吸収される見通しだ。
ブランドロゴは、OMENとの“つながり”を意識してデザインされている。
HPは2月、Kingstonから「HyperX」ブランドと、ストレージやメモリモジュールを除くゲーミングデバイス事業を買収することを発表した。この買収は6月1日(米国太平洋夏時間)付けで完了しており、現在はHyperXもHPのゲーミングブランドの1つとなっている。
HPは今後、OMEN、Victus、HyperXの3ブランドであらゆるゲーマーにリーチしていくことになる。
HPのゲーミングPC用ユーティリティーソフトウェア「OMEN Command Center」は、今回の新モデルから「OMEN Gaming Hub」という名称に改められる。OMEN Gaming Hubでは、従来と同様にPCの最適化やハードウェアのカスタマイズなどを行える他、ウォッチパーティー用ツール「OMEN Oasis」が追加される。
OMEN Oasisは最大16人のウォッチパーティーを開催できるツールで、高音質音声やテキストでチャットも行える。現在は英語版のみ提供されているが、10月以降に日本語版も登場する予定だ。
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