グラフィックス関連では、クーラーマスターからVGAボックス「MasterCase EG200」も登場している。価格は4万6000円前後だ。
定格550WのSFX電源(V550 SFX Gold)を内蔵し、最大325mm長/2.5スロット厚のグラフィックスカードが組み込める。フロントパネルにはSATA接続の3.5/2.5インチドライブベイを1基備えており、外付けドライブとしての機能も追加できる仕様だ。PCとはThunderbolt 3で接続する。
入荷したTSUKUMO eX.は「SFX電源をシリーズ上位に付け替えて強化できそうな作りになっているのが面白いですね。外付けドライブ機能もあるということで、VGAボックス市場でどこまで食い込めるのか注目です」と話していた。
VGAボックスはニッチながら息が長い。複数のショップで定番モデルを尋ねると、Razerの「Core X」が挙げられた。2018年6月に登場したモデルで、定格650W電源を備える。価格は3万6000円前後だが、取材時はキャンペーンにより複数のショップで3万1000円前後となっていた。
「ブランド力やコスパなどいろいろありますが、何より相性問題が起きにくいのが評価を高めていると思います。汎用(はんよう)的なVGAボックスとしてはCore Xはほぼ一強なので、MasterCase EG200がどんな影響を与えるかですよね」(同店)。
続いて、続々と登場するZ690搭載マザーボードを見ていく。
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