プロ向けグラフィックスカード「NVIDIA RTX A2000」が登場するも取り合い状態で即入手困難化古田雄介のアキバPick UP!(2/4 ページ)

» 2021年12月06日 17時30分 公開
[古田雄介ITmedia]

外付けHDDにもなるVGAボックス「MasterCase EG200」がデビュー

 グラフィックス関連では、クーラーマスターからVGAボックス「MasterCase EG200」も登場している。価格は4万6000円前後だ。

MasterCase EG200 TSUKUMO eX.に入荷した「MasterCase EG200」
MasterCase EG200 MasterCase EG200の外観。側面にノートPCホルダーを備える

 定格550WのSFX電源(V550 SFX Gold)を内蔵し、最大325mm長/2.5スロット厚のグラフィックスカードが組み込める。フロントパネルにはSATA接続の3.5/2.5インチドライブベイを1基備えており、外付けドライブとしての機能も追加できる仕様だ。PCとはThunderbolt 3で接続する。

MasterCase EG200 側面のカバーを外した状態。ドライブベイには、前面のパネルを開いて接続する仕様だ

 入荷したTSUKUMO eX.は「SFX電源をシリーズ上位に付け替えて強化できそうな作りになっているのが面白いですね。外付けドライブ機能もあるということで、VGAボックス市場でどこまで食い込めるのか注目です」と話していた。

 VGAボックスはニッチながら息が長い。複数のショップで定番モデルを尋ねると、Razerの「Core X」が挙げられた。2018年6月に登場したモデルで、定格650W電源を備える。価格は3万6000円前後だが、取材時はキャンペーンにより複数のショップで3万1000円前後となっていた。

 「ブランド力やコスパなどいろいろありますが、何より相性問題が起きにくいのが評価を高めていると思います。汎用(はんよう)的なVGAボックスとしてはCore Xはほぼ一強なので、MasterCase EG200がどんな影響を与えるかですよね」(同店)。

Razer Core X 定番人気となっている「Razer Core X」。TSUKUMO eX.で撮影

 続いて、続々と登場するZ690搭載マザーボードを見ていく。

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