米NVIDIAは12月17日(現地時間)、ノートPC向けGPUの新製品「GeForce RTX 2050」を発表した。搭載ノートPCは2022年春に登場する予定だという。
GeForce RTX 2050は、「GeForce RTX 20xx」シリーズの最下位に当たるモデルだ。リアルタイム・レイトレーシング機能や、Tensorコア、AIを活用した超解像技術「DLSS」といった先進的な機能を備えながら、比較的低価格な製品になると考えられる。
主な仕様は以下の通りだ。CUDAコアの数は2048基で、ブースト動作時のクロック周波数は1155〜1477MHzとなる。メモリは標準で4GBを搭載し、メモリインタフェース幅は64bit、メモリのデータ転送速度は最大で毎秒112Gビットだ。
またNVIDIAは、「GeForce MX」シリーズの新製品「GeForce MX570」と「GeForce MX550」も発表した。こちらも搭載ノートPCは2022年春に登場の見込みだ。
GeForce MX570は、GeForce MXシリーズでも最上位に当たる製品となり、GeForce MX550はGeForce MX450の後継となる。どちらもGDDR6メモリに対応するが、コアの数などの細かい仕様は明らかになっていない。
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