Lenovoは1月5日、米国ラスベガスで開催されているCES 2022にあわせてCore i9-12900Hを搭載するリフレッシュレート240HzのノートPCの他、ディスプレイ、マウスを発表した。
「Legion 5i Pro/5 Pro」は16型のノートPCで、ディスプレイ解像度は2560×1600ピクセルのWQHD+、リフレッシュレートは240Hz。sRGB色域を100%カバーし、VESA規格のDisplayHDR 400とNVIDIA G-SYNCに準拠している。「5i」がCore搭載モデル、「5」がRyzen搭載モデルとなる。
最大スペックはCPUがCore i9-12900H/Ryzen 9 6900HX、GPUがNVIDIA GeForce RTX 3070 Ti、メインメモリが32GB、ストレージが1TB PCIe SSD。バッテリーは80Whだ。Bluetooth 5.1とWi-Fi 6Eにも対応している。
インタフェースは左側にThunderbolt 4、USB Type-Cを搭載。右側にはUSB Type-A 3.2 Gen 1、ヘッドフォンジャック、内蔵Webカメラのシャッターボタンを搭載。背部にはUSB Type-A 3.2 Gen 1×2、USB Type-C(DisplayPort 1.4互換)、HDMI 2.1、LANポート、電源端子を備える。この他、2Wのステレオスピーカー2基を搭載。
ゲーミングノートPCとして、eスポーツ向けに冷却システムを強化。前世代からファンブレードの厚みを40%薄くした他、発する音を抑制している。オーディオ面ではSteelSeriesのNahimic Audioと同一のノイズキャンセリング機能を備え、10バンドのイコライザーを使用してユーザーが聞きたい音を選択できる仕様だ。
筐体はアルミニウム/マグネシウム合金で、重量は最低2.49kg。カラーリングは「グレイシャーホワイト」「ストームグレー」の2種を展開する。
「Legion 5i/5」はサイズが15型、ディスプレイ解像度が2560×1440ピクセルのWQHD解像度で、応答速度3ms、リフレッシュレート165Hzとなる。最大輝度も300ニトでHDRには準拠しない。NVIDIA G-SYNCには対応する。
最大スペックはCPUがCore i7-12700H/Ryzen 7 6800Hで、GPUがNVIDIA GeForce RTX 3070 Ti。メインメモリが32GB、ストレージが1TB PCIe SSDとなる。バッテリーは60Whを搭載する。Bluetooth 5.1とWi-Fi 6Eにも対応している。
インタフェースは左側にUSB Type-C×2、右側にUSB Type-A 3.2 Gen 1、ヘッドフォンジャック、シャッターボタンを搭載。背部にUSB Type-A 3.2 Gen 1×2(うち1端子が常時5V給電)、USB Type-C(DisplayPort 1.4互換)、HDMI 2.1、LANポート、電源端子を備える。この他、2Wのステレオスピーカー2基を搭載している。
筐体は「5i Pro/5 Pro」と同じくアルミニウム/マグネシウム合金で、重量は最低2.4kg。カラーリングも同一となる。
両製品のキーボードは「Legion Spectrum」でRGB発光が可能。加えてWASDのキーキャップを取り替えられる。キーストロークは1.5mmで、前世代より打鍵音を33%減少させたという。
「Legion Y25-30」はリフレッシュレート240Hzの24.5型ディスプレイで、sRGB色域を99%カバーする。DisplayHDR 400に準拠し、解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)だ。
可変リフレッシュレート機能を備え、3Wスピーカー2基を搭載。AMD FreeSync Premiumに対応しており、MPRT(動画応答時間)は0.5msだという。
「Legion G27qe-20/G24qe-20」はカジュアル層向けで、応答速度はMPRTで1ms。基本リフレッシュレートは最大100Hzで、オーバークロック時110Hzとなる。
「Legion M600s Wireless Mouse」はPixart 3370センサーを搭載した1万9000dpiのワイヤレスゲーミングマウス。90分の充電で最大70時間使用可能で、マウスソールはPTFE製だ。スイッチ耐久回数は8000万回としている。
「Legion M300s RGB Mouse」は低価格な有線ゲーミングマウスとして発売する。解像度は8000dpiで、検知できる最大移動速度は毎秒220インチまで。スイッチ耐久回数は1000万回としている。
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