冷却パーツ関連では、CorsairからiCUE対応のコントローラー「iCUE COMMANDER CORE XT」が売り出されている。価格は9000円前後だ。最大6基のPWMファンとRGBツールをつなげられるモデルで、「SP120 RGB」シリーズなど一部を除いた複数シリーズのRGB設定を並行して実行できるのが特徴だ。温度センサーも2基内蔵している。
TSUKUMO eX.は「最近は360mmラジエーターを積んで、背面と天面や前面にケースファンを取り付ける構成がメジャーになっています。すると4chのコントローラーでは足りなくなるんですよね。CPUやグラフィックスカード、M.2 SSDなどの発熱量が高くなる中で、それなりにニーズがありそうです」と話していた。
また、同社からは先々週に2.1インチ円形IPS液晶を内蔵したCPUヘッド「iCUE ELITE LCD Upgrade Kit」が1万4000円弱で登場している。簡易水冷キット「CAPELLIX」シリーズ向けのオプションパーツで、標準のCPUヘッドと付け替えることで、液晶表示が使えるようになる。
「これも時流を反映したアイテムですね。水冷システムでビジュアルにも凝りたい人には、今はARGBファンだけでなく液晶付きCPUヘッドが人気ですから。こういうところから、トレンドが見えてくることはありますね」(同店)
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