実売19万円の水冷マザー「Z690 AQUA」が登場! そして売れる古田雄介のアキバPick UP!(1/4 ページ)

» 2022年02月21日 14時15分 公開
[古田雄介ITmedia]

 先週の新製品でとりわけ注目を集めていたのは、ASRockのIntel Z690チップセット搭載マザーボード「Z690 AQUA」だ。水冷システムと接続して、CPUやVRMなどの熱を処理する構造を採用した超ハイエンドモデルで、世界500台の限定生産となる。価格は19万円弱(税込み、以下同様)だ。サイズはE-ATXとなる。

Z690 AQUA オリオスペックに入荷した「Z690 AQUA」
Z690 AQUA 同店で展示機の動作チェックをしているところ
Z690 AQUA パソコン工房 秋葉原BUYMORE店のPOP

「複数台買ったりするエンスーな人もいます」――Z690 AQUAの評価

 複数台を入荷したショップが多いが、発売日に売り切れたというコメントもいくつかあり、売れ行きは上々のようだ。パソコンSHOPアークは「第12世代対応のAQUAを待っていた方も少なからずいらっしゃいますからね。これだけのお値段でも、刺さる人に刺されば売れるという。すごいですよね」と話していた。

 Z690チップセット搭載の水冷対応マザーとしては、2021年12月末にギガバイトから「Z690 AORUS XTREME WATERFORCE」が28万4000円弱で、2022年2月初旬にASUS JAPANから「ROG MAXIMUS Z690 EXTREME GLACIAL」が26万円弱で登場している。いずれも発売当初から反響があり、市場在庫は少な目だ。

Z690 AORUS XTREME WATERFORCE 2021年の年末に登場した「Z690 AORUS XTREME WATERFORCE」
ROG MAXIMUS Z690 EXTREME GLACIAL 2022年2月初旬に売り出された「ROG MAXIMUS Z690 EXTREME GLACIAL」

 あるショップは「こういう超ハイエンドマザーを狙うエンスーな人はいますね。世代ごとに買うパターンはもちろん、中には同じ型番を複数台買うということもありますね。転売などの目的ではなくて自分用に。どう活用しているのかは謎ですが」という。

 オリオスペックは「予算的にも自作の幅がグンと広がっているのは確かですよね。トータル100万円を超えるマシンがあっても、引かれずに受け入れられるという」と語っていた。

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