第12世代Core iシリーズ対応マザーボードは、先週も複数のモデルが登場している。その中で気になる存在としてよく挙げられたのが、ギガバイトの「B660M AORUS PRO AX」だ。価格は2万7000円前後となる(税込み、以下同様)。
Intel B660チップセットを採用したmicroATXマザーで、DDR5対応のメモリスロットを4本そろえている。TSUKUMO eX.は「DDR5対応のB660マザーは、他に1月登場の『ROG STRIX B660-G GAMING WIFI』(3万3000円前後)もありますが、価格的なバリエーションが増えましたね。DDR5は相性問題がシビアなので、4枚セットを選ぶのが無難かなと思いますが、面白い組み合わせができそうです」と評価する。
ただ、売れ行きはそこまで目立っていない様子だ。「やはりミドルレンジの売れ筋はDDR4とCore i5の組み合わせになりますね」(同店)
その売れ筋も、人気ゆえに一部は在庫が潤沢とはいえない状況になっているようだ。複数のショップでCore i5シリーズ全般の品薄傾向が進んでいる。TSUKUMO eX.では末尾Kを除くCore i5シリーズだけが「おひとり様1点限り」の購入条件が付いており、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店はCore i5-12400Fの再入荷をツイートするほどだ。
DDR4メモリはDDR4-3200、中でも16GB×2枚キットの品薄を指摘する声をよく聞く。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「特にCrucialが枯渇していますね。一番売れやすいところだけに痛いですが、代理店レベルで入ってこないようで、致し方ない状況です」という。
新生活に向けてマシンを新調するなら、在庫状況を事前にチェックしておきたい。
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