MM総研はこのほど、2021年(2021年1月〜12月)における国内PCの出荷台数調査の結果発表を行った。
2021年の国内PCの出荷台数は1322.1万台と、前年比で16.9%減少。コロナ需要により過去最高を記録した2020年の1591万台から大幅な減少となった。また出荷金額では低価格ノートPCの出荷が増加、平均単価は8万4336円と前年から3452円低下している。
メーカー別の出荷台数は、シェア29.4%(388.3万台)でNECレノボが首位をキープするものの、GIGAスクール向け特需の反動で前年比5.2ポイント減となっている。またメーカーランキングではアップルが唯一前年を上回る実績となっており、シェアを5%まで伸ばしている。
また同社では2022年の見通しとして、2021年に続く2年減少となる1132.1万台(前年比14.4%減)の出荷台数を見込むとしている。
2021年上半期の国内PC出荷台数は在宅特需の反動で大幅減に MM総研調べ
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