Ryzen 5000/5000Gシリーズは2月初旬に期間限定の値下げが実施されたが、今週末にその期間を3月27日まで延長した。
価格は最上位のRyzen 9 5950Xが通常11万5000円弱→8万6000円弱(税込み、以下同様)、中位のRyzen 5 5600Xが通常4万3000円弱→3万3000円弱となるなどさらに踏み込んでいる。これまでの値下げ価格が、それぞれ10万5000円弱と3万9000円前後だったことを考えると、数段ギアを上げた印象だ。
新価格となった当日から、既に反響が現れている。パソコンSHOPアークは「値下げ幅の大きい5950Xなどはもう売れています。元のお値段から3万円近く安く買えますからね、やはり魅力的です」と話す。
他店でも概ね好評な様子だ。TSUKUMO eX.は「第12世代Core iシリーズのそれぞれのライバルと比較すると、CPU単体ではまだちょっと高い。けれど、マザーとセットで考えるとAMDの方がトータルで安くなる構成も選びやすくなったのかなと思います。ようやく同じ土俵に立ったという印象です」という。
パソコン工房 秋葉原BUYMORE店も「5600Xがあと1万円くらい安かったら大ブレイクしたでしょうけど、今回の価格設定もかなり攻めた印象です。AMDユーザーの方はコスト意識がシビアですが、マザーやメモリ込みでお眼鏡に適う構成が選びやすくなったと思います」と今回の動きを歓迎していた。
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