スマホから映像を確認できるドアベル「Ring Video Doorbell 4」を導入してみた:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/3 ページ)

» 2022年05月26日 12時00分 公開
[山口真弘,ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 Amazon傘下のRing社が手掛ける「Ring Video Doorbell 4」は、スマホから映像を確認できるドアベルだ。既存のドアホンの代わりに設置することで、スマホを使って来訪者の姿を確認したり、応対をしたりすることが可能になる製品だ。

 こうしたスマホ連携のドアホンとしては、既にGoogleの「Google Nest Doorbell」が存在している。スマホはもちろん、スマートディスプレイとも連携できるので、それらを導入済の家庭であれば、敷設済みのインフラをそのまま利用できる。メーカーの側からすると、そうした家庭は一定のリテラシーを備えているためサポートのコストがかからないのも利点だろう。

 つまり、スマートディスプレイを自ら手掛けているGoogleやAmazonは、それら向けの周辺機器を販売しているサードパーティー各社と比べても圧倒的なアドバンテージがあるわけで、このジャンルを手掛けない理由はないといったところだろう。

 今回はメーカーから借用した機材を用い、外観および機能について紹介したのち、実際に設置して利用可能になるところまでを紹介する。

Ring Video Doorbell 4 Amazonの「Ring Video Doorbell 4」。名前からも分かるように第4世代に相当するが、日本に投入されるのはこれが初だ。実売価格は2万3980円となる(税込み、以下同様)

見るからに「ドアホン」と分かる外観

 本製品はドアベル本体と、壁面に取り付けるためのさまざまなオプションがワンパッケージになった製品である。ドアベル本体は、上部にカメラを、下部にボタンが備えた市販のTVドアホンの横幅をややスリムにしたデザインが特徴だ。

 このデザインは、前回紹介したGoogleのドアベルのようなスタイリッシュさはないが、ドアベルにとって最も重要なのは、訪問者が一目で「これはドアベルだ」と認識してくれることであり、どちらの製品が優秀かと言われると、伝統的なドアベルの形状に近い本製品に軍配が上がる。

Ring Video Doorbell 4 製品本体。食品の「かまぼこ」によく似たサイズおよび形状といえば理解しやすい。IP55の防水/防じんに対応する。ボディーサイズは、約6.2(幅)×12.8(奥行き)×2.8(厚さ)cmだ。
Ring Video Doorbell 4 CDとのサイズ比較。市販のTVドアホンよりは横幅は狭いが、見た目にドアベルであることは一目瞭然だ

 本体の下半分、銀色になったカバー部分は、交換用の色違いのオプションが用意されており、玄関の色合いなどに応じて変更できる。本製品は動作条件(温度)が−20〜48度と一般的なデバイスより広いものの、ボディー上半分の黒い部分は直射日光で温度上昇が懸念されるだけに、できるだけ白に近い色を選んだ方がよいだろう。

 本体の下半分はバッテリーを収納するためのスペースになっている。このバッテリーにはUSBポートが搭載されており、ケーブルを直接挿して充電を行う。本体に装着したままの充電は行えないので、利用にあたっては予備のバッテリーを用意しておき、交換しながら運用することになる。購入時には予備バッテリーのコスト(3480円)も織り込んでおく必要があるだろう。

 ちなみにこのバッテリーは、本製品と同時発表されたセキュリティカメラ「Ring Stick Up Cam Battery」(1万1980円)でも同じ規格の品が用いられているので、両者を導入するのであれば、予備バッテリーは共通化が可能だ。

Ring Video Doorbell 4 下部のカバーを外してバッテリーを取り出した状態。カバーは色違いのオプション(全6色)もある
Ring Video Doorbell 4 バッテリーは充電器を使わず、microUSBにケーブルを接続してダイレクトに充電する。USB PD(Power Delivery)が使えないので充電速度は遅い

 このバッテリーのUSBポートは、USB Type-CではなくmicroUSBが採用されているなど、フォームファクターの古さを感じさせる。次期モデルでは急速充電を実現するためにもUSB Type-Cはサポートしてほしいところだ。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月24日 更新
  1. “置き場所に困る”大容量ポタ電の壁を打破! 冷蔵庫を3日動かすEcoFlow「DELTA Gen4」シリーズが日本上陸 (2026年10月23日)
  2. 若者向けのカラフルな新「Dell 14S」が日本上陸 11月1日まで4.5万円引きの14万9800円から (2026年10月22日)
  3. FCCLが「FMV Keyboard X」の一般販売を開始 ハイスペックマウス「FMV Mouse X」も同時発売 (2026年10月22日)
  4. 「Galaxy Watch9」を1週間使って分かったこと Pixel Watchと比べた使い勝手は? (2026年10月23日)
  5. 折りたたみ型から薄型まで! スマホやタブレットで“本気”の文字入力に使える持ち運び用キーボードを選ぶコツ (2026年10月23日)
  6. 「iPhone Duo」を1週間使って分かった、全部盛りではない“上質さ” 心地いい開閉ヒンジの内部を見るために“非破壊検査”してみた (2026年10月21日)
  7. 天空が12月25日に発売する「GPD WIN Max 3」国内正規版 実機に触れてきた (2026年10月23日)
  8. 約22万円の新型「Mac mini」で初めてのローカルAI体験 ストレージの価格高騰対策にピッタリかも (2026年10月20日)
  9. スマホは「バッグの中」から「外」へ AULUMUのスリングバッグ2種で移動時のプチストレスを解消した (2026年10月22日)
  10. PFUから33万円キーボード「HHKB Professional Elite」登場! 英語配列のみで有線特化の“原点回帰” 全世界300台限定 (2026年10月22日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー