セットアップ手順を見ていこう。セットアップはスマホから行い、完了するとスマホアプリから参照できるようになる。また別途設定を行えば、スマートディスプレイ「Echo Show」シリーズからも見られるようになるなど、既存のスマートホームとも連携が可能だ。
スマホアプリを使った設定手順については、以前紹介したGoogle Nest Doorbellとよく似ているが、最大の違いが、Amazonのアカウントを使うのではなく、Ringの専用アカウントを作らなくてはいけないことだ。
これは、もともと独立していたRing社がAmazonに買収されて子会社化された経緯が関係しているようだが、セットアップフローの中でRingのアカウントとAmazonのアカウントを行ったり来たりしなくてはいけないため、かなり煩雑だ。ちなみにパスワードポリシーもRingの方が厳格で、2段階認証が必須といった違いがある。
このRingのサービスは、アプリを使った2段階認証を完了させておきながら、その直後にSMSを使った2段階認証に必要だとして電話番号の入力を要求するなど、何かにつけて細かい情報の開示を求めてくるので、セットアップを行っていての印象はあまりよくない。
所要時間も、新しくRingのアカウントを作る手順も込みで、最大1時間は見ておいた方がよいだろう。これにプラスしてハードウェアの取り付け時間がかかるので、半日がかりの作業になってもおかしくない。
以下、代表的な画面をスクリーンショットで紹介する。前回のGoogle製品のレビューでもこれに相当する手順を紹介しているので、必要に応じて参照していただきたい。
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