MicrosoftがWindows 11「Build 25140」をDevチャネルで公開 ユーフェミア書体に新たなグリフを追加Surface Pro Xにおける問題は解消せず

» 2022年06月16日 17時15分 公開
[山本竜也ITmedia]

 Microsoftは6月15日(米国太平洋夏時間)、Windows 11 Insider ProgramのDevチャネルにおいて「Windows 11 Insider Preview Build 25140」を公開した。このビルドは不具合の修正がメインとなっており、新要素としてはユーフェミア書体に新しいグリフが追加されている。

心理リース Windows 11 Insider Preview Build 251140がリリースされた(参考リンク

 ユーフェミア書体は、カナダの先住民が使用するほとんどの文字をカバーしている。今回のビルドではこの書体のフォントを更新し、さまざまなサイズで文字の読みやすさと画面レンダリングを向上させたという。

 加えて、カナダ北極圏のナッティリック語のUnicode 14文字をサポートするため、新しいグリフが追加されている。

新グリフ 追加されたユーフェミア書体の新グリフの一部

Surface Pro Xへの適用は非推奨

 Windows 11 Insider Preview Build 25131では、Armベースの2in1 PC「Surface Pro X」に適用すると休止状態から復帰すると黒い画面が出てくる(≒正常に復帰できない)不具合が発生した。

 この不具合は今回のビルドでも修正されていないため、Microsoftは同デバイスにおけるDevチャネルのアップデートを当面見合わせるように呼びかけている。

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