既報の通り、AMDは8月29日(米国太平洋夏時間)、最新のデスクトップPC向けCPU「Ryzen 7000シリーズ」のハイエンドモデルを発表した。
その発表会の終盤で、同社リサ・スーCEOが「RDNA 3アーキテクチャ」を採用するGPU(グラフィックスカード)の動作デモンストレーションを初めて披露した。同アーキテクチャを採用するGPUは、2022年後半に発表されるという。
スーCEOによると、5nmプロセスを採用するRDNA 3アーキテクチャに基づくGPUは、現行の「RDNA 2アーキテクチャ」と比較して消費電力当たりのパフォーマンスが1.5倍以上改善しているという。「本当に素晴らしい」というその性能は、Ryzen 7000シリーズと組み合わせた際に本領を発揮するそうで、4K解像度(3840×2160ピクセル)でもスムーズな描画を実現するという。
ただし、それ以上の詳細は明らかにされなかった。続報に期待したい。
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