Wi-Fi 6E対応無線LANルーター製品が解禁 バッファロー/NECから発表

» 2022年09月05日 15時39分 公開
[ITmedia]

 2022年9月2日の電波法省令改正により家庭用として利用可能となったWi-Fi 6E規格に対応した無線LANルーター製品バッファローとNECプラットフォームズから発表された。ともに従来接続帯に加えて新たな帯域となる6GHz帯での接続をサポートしているのが特徴で、2.4GHz帯/5GHz帯/6GHz帯のトライバンド接続を利用できる。

NECプラットフォームズ

 NECプラットフォームズからは対応製品として、8ストリーム接続対応モデルの「Aterm WX7800T8」と12ストリーム接続対応モデルの「Aterm WX11000T12」の2製品を発表、9月15日に販売を開始する。

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photo Aterm WX7800T8(上)、Aterm WX11000T12(下)

 Aterm WX7800T8は計8ストリーム(2.4GHz帯×2+5GHz帯×4+6GHz帯×2)、Aterm WX11000T12は計12ストリーム(2.4GHz帯×4+5GHz帯×4+6GHz帯×4)の接続をサポートしたWi-Fi 6E対応無線LANルーターで、Aterm WX7800T8は6GHz帯2402Mbps、Aterm WX11000T12は6GHz帯4804Mbps(ともに理論値)の高速通信を利用できる。またAterm WX11000T12は有線ポートとして10GbE対応ポートを2基(WAN側×1、LAN側×1)を標準で備えているのも特徴だ。

バッファロー

 バッファローからは、6ストリーム接続をサポートした「WNR-5400XE6」シリーズを発表、出荷を開始した。価格オープン、予想実売は単体モデルが2万2980円前後、2台セットモデルが4万3980円前後だ(税込み)。

photo WNR-5400XE6

 2.4GHz帯×2+5GHz帯×2+6GHz帯×2の計6ストリーム接続に対応したWi-Fi 6E対応無線LANルーターで、6GHz帯/5GHz帯ともに最大2401Mbps(理論値)の通信をサポート。Wi-Fi Allianceが定めるメッシュ接続規格の「Wi-Fi EasyMesh」にも対応した。有線ポートは2.5GbEポート×1(WAN側)を備えている。

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