小さなボディーながら、豊富なインタフェースを備えるのも特徴だ。前面には1基のUSB Type-C(USB 3.2 Gen.1)を含め、USBポートを5基装備。さらにSDメモリーカードスロット(UHS-I対応)も搭載している。
背面端子も豊富だ。2基のUSB Type-A(USB 3.2 Gen 1)に加え、ディスプレイ出力としてHDMIとアナログRGB出力(D-Sub15ピン)を搭載。有線LAN、ヘッドフォン出力、マイク入力端子、さらに盗難防止用ワイヤー取り付け用のセキュリティロック・ポートもある。なお、通信機能としては、有線LAN以外にもWi-Fi 6、Bluetooth 5を標準装備する。
CPUはAMDのRyzen 5 5500U(6コア12スレッド)を採用する。従来のRyzen 5 4500U(6コア6スレッド)とコア数は同じだが、スレッド数が2倍に増え、内蔵GPUのRadeon Graphicsも強化(6コア/1500MHz→7コア/1800MHz)されている。ノートPC向けのCPUを利用しているため省電力で発熱も低く(TDP 15W)、超小型ボディーでも放熱面の不安はない。
メモリとストレージはBTOでカスタマイズ可能だ。標準でメモリは16GB(PC4-25600/8GB×2)、ストレージは256GBのNVMe SSDという仕様になっている。BTOメニューでメモリは最大64GB(32GB×2)まで、M.2 SSDは2TBまで選べる。さらに、2.5インチSSD/HDDの追加も行える。
最後に、ベンチマークテストで本機の実力を見ていこう。
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