インタフェースは、右側面にUSB 3.2 Gen 2 Type-Aと3.5mmのコンボジャック、セキュリティ用のケンジントンロックスロットを備える。左側面には2基のThunderbolt 4(USB Type-C)とフルサイズのHDMI 2.0b出力ポート、有線LANアダプター接続ポート(形状はmicroHDMI)を備える。
ただし、このmicroHDMIは映像出力目的ではなく、付属のアダプターを利用した有線LAN(1000BASE-T対応)接続用だ。無線LANはWi-Fi 6対応で、Bluetooth 5.1をサポートする。
キーボードは一部を除きオーソドックスな6段の日本語配列で、指紋センサーはキーボード右下に配置されている。数字キーの「1〜4」だけデザインが異なっているが、これはFnキーとの組み合わせで独自のホットキーを設定可能な「ExpertWidget機能」を搭載しているためだ。Wi-FiやBluetooth設定開いたり、任意のWebサイトやアプリを起動したりできる。
キーピッチは約19.05mm、ストロークは約1.5mmを確保し、キーボードバックライトも内蔵する。
キーボード最上列、Deleteキーの左隣には、「AI ClearVoiceスピーカー」の切り替えスイッチがある。この機能はビデオ会議などで便利に使えるもので、スピーカーから出力される人の声以外の音をフィルタリングしてくれる。同様にマイクにもノイズキャンセリング機能を搭載しており、こちらはMyASUSアプリから切り替える。
また、大型のタッチパッドはテンキーパッドとしても利用可能だ。タッチパッド右上のアイコンを長押しすることで、同機能のオン/オフを選択できる
CPUには、第12世代のCore i7-1255Uを搭載する。モバイルPC向けの「Uシリーズ」なので、同じ第12世代のCore i7とはいえ、「Zenbook 14 OLED」などが搭載するCore i7-1260Pと比べると、高性能コア(Pコア)が半分の2コア4スレッドになり、Processor Base Powerは15Wとやや低めだ。とはいえ、ビジネスノートとしては十分な性能で、操作中のもたつきなどは感じない。
また、他の同社製ノートPCと同様、MyASUSアプリからファンプロフィールをパフォーマンスモードに切り替えることで処理性能を上げることができる。単にファンの回転数を上げるだけではなく、Intelの仕様と比較してCPUとGPUのパフォーマンスを27%アップするという。
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