Ryzenに比べると、IntelのCoreシリーズの値動きは静かだ。しかし、じわじわと値上がりしていると方々で聞く。あるショップは「1ドル140円台に突入した影響が表に出てきた感があります。今後もしばらくは、数百円単位でじわじわ上がっていきそうです」という。
売れ行きについても、間もなくの登場がウワサされる第13世代Coreシリーズの影響が出ている様子だ。「Core i9あたりはちょっと動きが鈍っていますね。ハイエンドクラスは次世代を気にする人が多いので、まあ予想通りの動きです」(同店)
逆に、底値になったIntel Z690チップセット搭載マザーボードの中には、売れ行き好調なモデルも複数あるようだ。TSUKUMO eX.は「Z690は第13世代でも使えるので、次世代チップセットの進化点を特に重視しない人にとっては狙い目だと思います。先週に続き、ギガバイトに大幅値下げしたモデルが多く見つかりますしね」と話していた。
同店で売れ行きが際立っているのは「Z690 AORUS MASTER」だという。先週から3万9800円の価格を維持しており、次世代Coreを見据えたユーザーに好まれている様子だ。
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