ASRockは10月12日、マザーボードの新ブランド「LiveMixer(ライブミキサー)」を発表した。第1弾製品となる「B650 LiveMixer」は10月14日、第2弾製品となる「Z790 LiveMixer」は11月に発売される予定で、税込みの想定販売価格はB650 LiveMixerが4万3980円、Z790 LiveMixerhが後日改めて発表される。
名前から察せられる通り、LiveMixerは主にライブストリーマー(動画のライブ配信者)を中心とするクリエイター向けのマザーボードという位置付けとなる。動画のライブ配信をする際に求められる「動作の安定性」「周辺機器の接続性」に加えて、ゲーミングPCのユーザー層も意識してデザイン性や動作の高速性にもこだわっていることが特徴だ。
安定性の面では、CPU電源のフェーズ数を増やして長寿命タイプのコンデンサを採用した他、供給する電源を安定化した「Ultra USB Power」ポートを装備している。
動作の高速性については、より高速なDDR5メモリへの対応、2.5GBASE-T対応の有線LANポートの搭載、キーボード/マウスの入力遅延を極小化した「Lightning Gaming Port」を搭載している。
今回、LiveMixerブランドのマザーボードとして、AMDのRyzen 7000シリーズに対応する「B650 LiveMixer」と、第12/13世代Coreプロセッサに対応する「Z790 LiveMixer」が投入される。
B650 LiveMixerは、Ryzenブランドを想起させるオレンジ色を基調としたカラーリングとなっている。その名の通り「AMD B650チップセット」を採用しており、主な仕様は以下の通りとなる。
(※1)PCI Express 4.0 x4スロットと、PCI Express 4.0 M.2スロットのうち1基は帯域を共有(排他)
Z790 LiveMixerは、Intelブランドを想起させるブルーを基調としたカラーリングとなっている。その名の通り「Intel Z790チップセット」を採用しており、主な仕様は以下の通りとなる。
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