Microsoftは10月11日(現地時間)、Windows 10およびWindows 11向けに「B」リリースと呼ばれる10月度のセキュリティ更新プログラムの配信を開始した。
Windows 11 22H2は「KB5018427」、Windows 11 21H2は「KB5018418」、Windows 10 20H2/21H1/21H2は「KB5018410」、Windows 10 1809は「KB5018419」となる。
本更新プログラムでは、CVE番号ベースで86件の脆弱(ぜいじゃく)性に対応した。そのうち、以下の13件は深刻度が「Critical(緊急)」となっている。
また、Windows 11向けでは、9月末にリリースされた「Cリリース」(KB5017389、KB5017383)の内容を含んでいる。これにより、Windows 11 21H1では、タスクバー上のウイジェットアイコン通知バッジや、WebAuthnリダイレクトのサポートなどが追加されている。
IDCは10月9日(現地時間)、Worldwide Quarterly Personal Computing Device Trackerにより得られた、2022年第3四半期の全世界PC出荷台数暫定値を公開した。
それによると、世界出荷台数は7425.2万台となり、前年同期比では15ポイントの減少となった。PC市場の減少が続いているという。それでも、パンデミック前の水準を大きく上回っているとした。
メーカー別では市場シェア22.7%でトップのLenovoは前年同期比16.1ポイントの減少、2位のHPは27.8ポイント減少、3位のDellも21.2ポイントの減少とかなりの苦戦が見て取れる。
その中にあって、シェア4位のAppleは前年同期比40.2ポイントの増加となっている。これは、第2四半期の中国でのロックダウンの影響を補うために、第3四半期の出荷数が増えたためと分析されている。
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